★ LIVE DIARY ★

2003年03月10日(月) ジェット機   @下北沢CAVE BE

「 闇鍋 vol.11 」
1 : BASE BALL BEAR        2 : 蝉時雨
3 : THE BABYS             4 : ジェット機

 

噂の!噂の!ex.JUN SKY WALKER(S)のVo.宮田和弥が新しく
組んだBAND、「ジェット機」を初めて見れた!
ちなみにDr.はなんとex.UNICORN/バニラの川西氏!!
G.とBa.のメンバーは名前(鈴木/野田)を見ても分からなかったのだが、
とにかくその2人が見れれば!・・・というか和弥が歌うところが見れればっ!!
そう、宮田和弥氏は私の青春時代のアイドルだったのだ!(笑)
2年前の@LOFTでのイベント「THE COVER」で10年ぶりぐらいに
生で歌うとこを見たが、まったく変わらぬその勇姿にもうメロメロ!
今回新しいBANDを組んだという情報は掴んだが、年末の初LIVEは行けず、
2回目も他LIVEとかぶり、3度目の正直でやっと見れることに!
もちろんJ(S)Wファン仲間の心強い味方、カオリンと一緒に!!
当日は外に出てた看板からトリだと思われたが、(SOLD OUTで)絶対早めに
入らないといい位置は取れないので、ほぼ時間通り入場。
最初から前方5・6列目をキープする作戦に(笑)


1つ目は「BASE BALL BEAR」  東芝EMIの加茂氏が育ててる
高校生BANDですな。(加茂氏HPより)
唯一の女の子のBa.は高校生というより中学生みたいな素朴さで(笑)
でも裸足だったとこにちょっと「アーティスト魂」みたいなものを感じた(笑)
全員、すごくかっこよかったりかわいかったりするわけではないが、なんとなく
華があり、アイドル性もある。  音もPOPでキャッチーな曲でキラキラ華やか。
でもみんなどこかで聞いたことがあるようなメロディー・歌い方だなぁ、と思って
しまったり。 (具体的にいろんなBAND名があげられたが)
年齢からいってこれからどんどん大きくなるのかな?


2つ目は「蝉時雨」  そのまま「せみしぐれ」と読むらしい。
POPでさわやかで、でもちょっとコミカル・ほのぼの系。
音的には某有名BANDに影響を受けていると思われた。 勝手に思ってしまって
ごめんなさい。
それにしてもDr.がちょっとなぁ(苦笑)  あとVo.の声にもうちょっと
パンチがあればかっこいいのになぁと思った。


ここでいきなり後ろから押される。  ジェット機目当てのお客がわんさか会場に
入ってきたらしい。  でも「負けるもんか!」と必死に前の方をキープ!


3番目が「THE BABYS」  これが曲者だった!!(笑) この日の当たり!
初期エレカシ宮本氏風の挙動不審なVo。  彼のTシャツにはフロントに
「ジェット機は9:15予定」、バックに「川西ジェット」(サイン?)と
書いてあり、何かというとジェット機ファンを揶揄(笑)
「ジェット機を、ほぼジェット機を見に来た人ばかりのみなさん、よ〜こそ!」とか
「俺が長く(MC)しゃべるとジェット機の出てくる時間がどんどん遅く
なりま〜す!」とか。  それ以外のトークもかなりおもしろくて、気になる人だ!!
でも曲はソウルフルな感じ。  歌はうまい! 演奏もしっかりしてる!
とにかくVo.にインパクト有り過ぎだったが、G.はルックスだけで
インパクト有り過ぎ!(ここでは言い表せません・・・)
かなりおもしろかった。  また見たい〜。


ここで再度ものすごい押され方をする。 J(S)Wが流行ってた時代のLIVEハウスは
今より全然無法地帯で、かなり危ない人も多かったり、「譲る心」もへったくれも
何も無い、「強い者が勝つ」という恐ろしいところだった。 (ラバーソウルは
それで他人の足を踏んで後ろに押し退ける技のために履かれてたり 笑)
そこで育ってきた同世代が集まってしまったのだから、そこはもう戦場(苦笑)
前の方を奪い合う中、なんとか10列目ぐらいには押しとどまった・・・。
スタッフがセッティングしてる時もシーンとしてピリピリとした空気が漂い、
異様な緊張感・・・。


そんな中、SEにのってまず「川西ジェット」「鈴木ジェット」「野田ジェット」
の3人が登場!  「鈴木ジェット」は顔を見ても分からなかったが、「野田
ジェット」はなんとジァイアント・ステップの野田くんだった! へぇ!
全員赤地に黒で「ジェット機」と書かれた腕章を着けており、「おいおいtaeと
一緒かよ(笑)」と思わず心の中で突っ込み。
(「○○ジェット」ってメンバーの呼び方も某BANDと一緒なんだけど 笑)
久しぶりに見た川西氏はかなりの茶髪で若いな〜。 全然変わんないな〜(笑)
1曲目の演奏が始まったところで「宮田ジェット」が飛び込んできた!
2年前は結構茶髪だったのに、かなり黒くなってる!(笑)
ギター持って歌うのかな?とも思ったが、やっぱりVo.オンリーだった!
曲はというと、笑っちゃうぐらい90年代ビートパンクで、明らかにわざと
そっちの路線にしてるんだなって感じで(笑)
でもここまでまっすぐだと、かえって潔くて気持ちが良い!!
そしてやっぱりところどころのメロディーが“キュッとくる切なさ”で良い!!
あ〜、でも演奏始まっちゃうと川西氏は全然見えないよ〜(涙)
昔ながらの景気がいいドカドカ音は聴こえるんだけど。
さらに会場はすごいモッシュで、さっきまで怖い顔してた人もみんなものすごい
ハイテンション!!  さすがだ〜。
1回目のMCで、G.の人は椎名林檎の「ここでキスして」のPVのG.の人らしい
ことが判明(和弥が説明)
中盤で演奏された「ペンギンの逆襲」という曲では、空を飛べないペンギンが
逆襲を決意する歌詞の内容に、「歌詞も変わんないなぁ」と思わず笑みが(笑)
とにかくものっすごい盛り上がりで、“宮田和弥人気”を再確認。
ちなみにもちろんのアンコールでは、和弥はTシャツ脱いで大熱唱。
(もちろんTシャツは会場にぶん投げて)  そして最後には客席へダイブ!
これからもかなり各地で暴れてくれそうだ!!(笑)


LIVE後はなんと初めてCAVE BE上の「スペースシャワーブランチ」へ。
結構遅くまでやってるんだとびっくり!(でも夜中3時までって中途半端・・・)
たまに行くには近いし便利かな?
それにしても食べ終わってお店を出てもまだ出待ちの女の子がかなりいて、
「すごいなぁ〜」と思いながら駅に向かったのだった(笑)


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