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嬢のメール - 2003年01月26日(日) 「ヘンな客、困った客」のシリーズは一回お休みにして、このネタ。 オキニのキャバ嬢から、「メールアドレスが変わったよ」というお知らせメールが来た。 それはまあいいのだが、開けてみて、一瞬ギョッとした。 なんと、彼女が出した複数の相手のメールアドレスがまる見え! つまり彼女は、僕や他の常連客に対して「BCC(注)」にしないで、一括送信してしまったのだ。 (注:Black Carbon Copyの略。メインの宛先以外に誰にメールを発信したのか、各受信者にわからないように出来るメールの発信設定。) これまで彼女は、一度もそういったことをしたことがなく、各常連客にはいちいちオリジナルな文面を送っていたようなのだが、今回初めて同じ文面を一括送信してしまった、ということだろう。 嬢の中には、こういう電子メールの基本をよく知らずにメールを出して、思わぬトラブルに陥るひとがどうも多いようだ。(もうひとり、僕の知っている嬢は、キャバのお客だけに営業メールを出したつもりで、実は昼間勤めている会社の上司にまで送ってしまい、えらく不評をかっていた。) 今回のメールにより、彼女の常連客は少なくとも(というのは、メールアドレスのないお客も若干名いることが予想されるから)○○人いることがわかってしまった。 中には、携帯の番号がそのままアカウントになっているメアドもあるし、苗字や名前がはっきりわかるものもある。こういうのがさらされるって、なんかヤだよね。 別にこういった人達(「同志」というべきか、「ライバル」とよぶべきか、困るが)に、メールを打ったり電話をかけたりするような悪趣味な奴はまずいないだろうし、見てみぬふりをすればいいのだろうが、なんともナマナマしい出来事だった。 これまでお店に通っているときは、オキニ嬢の存在のみを意識していればよかったのに、これからは常に、自分と同様の嗜好を持った、約○○名の他の男性を意識しなければならなくなってしまった。 今後は、各々がそのライバル達(というべきなんだろうな、やっぱり)をもっと意識して、水面下でさまざまな「さやあて」が起きるのかも知れない。 けっこうマジに思いつめて、通いつめてる奴なんか、ヤバい行動に出るのかも。 まあ、僕自身は彼女に執着しているわけではないので、そういう心配はないけどね。 今回の「事件」それ自体より、それが今後引き起こす「波紋」のほうが気になるところだ。 ...
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