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■ 練習してないで原稿やれよ。
はい!また、鋼錬成。ヒュロイ。
どうもうちのヒュロイはヒュがしっかりヘテロだったりするパターンが多くて報われません。 ロイロイが一人でぐるぐるしてます。 かわいそう。一度くらいちゃんとせっくすさせてあげたいです。ヒューと。
あああ、こんなことやってないで原稿書いたらいいよ!あたし! でも、これって練習?なのかも? はまりたてのジャンルで絵描きがこう、絵を練り練りするみたいに。 あたしはSSを練り練りして、練習?原稿へ向けて。
もう、走り書きレベル。程度低い。 眠いし、仕事ばっかで気が狂いそうなので。メモレベルでご容赦ください。 そのうち綺麗に書き直したい。色々。
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酔ったフリをして、一度だけキスをした。
裏ぶれた市街地の酒場。 空腹に呷った安っぽい酒は水のようで。 けれど内臓を熱するアルコールは、ひどく悪質。 久方ぶりに顔を合わせた友の肩に頬を預け、ロイはうつらうつら舟を漕ぐ。 『仕方ねえなぁ、マスタング大佐は酒に弱くて』 苦笑まじりの低音が頬骨に響いて臓腑に落ちた。
疲れているのだろう。 たった数杯を干しただけで、口腔に満ちるアルコール臭に不快を覚えた瞬間。 ロイはつ、と眉を寄せ、瞼を閉ざしたのだった。 「眠い」 ぼそりと呟けば、ぽんぽん、と子供にするように頭に手を掛けられ。 「あ〜。寝ろ寝ろ」 等と。何の疑いもなく肩を差し出されるから、泣きたくなってしまう。 男の上腕が、ロイを鬱陶しがることはなく。 静かに、傾けるグラスと氷が触れあう僅かな音だけが耳に届いていた。
身体は確かに酔いを感じているけれど。頭はどこか冷えている。
士官学校から数えて、まもなく九年。 親友で、同胞で。 掛け替えのない存在で。 失うことが恐ろしくて。ひたすら。 ただ、そっと。傍らに在ることしか出来なかった。けれど。 自分がその瞳の奥に込めるモノを、いつか悟られるのが恐ろしくて。東の端に、逃れて。 そして。彼が……人並みの幸いを手に入れた時。 始まらずに終わったモノに、知れず。絶望し、歪みきった安堵感に嘲笑った。
ヒューズは、恐らく知らないだろう。 己が胸の奥深くに沈めた、怪物を。 己が飼い殺した、欲望を。
お前が、欲しい。そう、泣きわめいて内臓を喉を。食いちぎろうとする魔性を。知らないで。 肩を差し出すのだ。 愚かにも。
「ヒューズ……?」 「んん?」 何だ?
何も知らぬげに己を見下ろす、切れ長の眼はすぐ側。 とろりと。アルコールに溶けた琥珀を揺らして。ロイはふ、と笑った。
酔っている。ひどく……。 引き結ばれた男の乾いた唇に、触れたくて堪らない。
ずるりと身体が傾ぐ。 「おい?」 ロイ?
視界の端でとらえた唇に。 触れたくて。舌を伸ばしたくて。 「……」 気が、触れそうだ。
もう……狂っている。疾うに。
「ロイっ?」 「……ヒュー…」
触れたい。 たわいない、酔っぱらいの戯れ言と忘れてくれるなら、今。ソレを許して欲しい。
一度きりで、いいから。 そうしたら、綺麗に忘れたフリをするから。 安物のアルコールに身を浸して。セントラルに置いてきた女の夢を見て間違えたのだと、笑ってみせるから。
一度だけ。 触れても、いいだろうか?
お前の唇に。 私の跡を、刻んでも?
……無理。(自爆)眠いし!! こ〜んなのしか錬成できないんですが。もう、どうしようもなくて。
2004年02月09日(月)
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