日記帳




2006年04月08日(土) 扉の向こうには

我が家の近所に、小さな雑貨屋さんが出来ました。駅までの通り道なので、ふらりと立ち寄ってみたのですが、ミニチュアの鍋セットだとか、外国のお菓子ラベルセットだとか、色々と心惹かれるものがずらりと。
中でも気になったのは、アンティークの鍵。形も大きさも様々な鍵が、一本ずつ売られていました。その絶妙な錆具合に、思わず手に取って「これってどこの鍵だろう?」とうきうき呟いたところ、同行した母上に呆れられました。

……いや、でも。気になるではないですか。もし、どこかの邸宅の鍵だったりしたら……なんて考え出すと、ほら浪漫の香りが!
結局、眺めるだけ眺めて、空想するだけ空想して、そのまま帰って参りました。元の持ち主が「私の部屋の鍵を返せ……」なんて化けて出たりしたら少し困るもんなあ、などと考えていたことは秘密です。





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ほたる