日記帳




2007年07月17日(火) 台風一家、学校の階段

また次回、と言ったが最後「次回」など永遠に来ないのが常ですが、台風一過で暑くなってきたことですし、ここいらで怪談めいた話を披露するのも悪くないでしょう。前々回の記事で触れた、『語り女たち』から連想した思い出つれづれ。

遥か昔の小学生時代、給食の時間に毎日流されていた「手のひらを太陽に」の歌詞が、時々「♪ぼ〜くらはみんな〜死んでいる〜」に聞こえる、という噂がまことしやかに立ち、事実私を含むクラスメートたちも一度、一斉に耳にしたことがある、というただそれだけであります。大人の見方をすれば、噂の魔力だとか、一種の暗示だとか、そういったオチがつくのでしょうが、子ども時代の思い出なのですから、「おかしなこともあるもんだねえ」という領域に留めておいても良い、かもしれません。

暑い、と言えば、もうひとつ。
今年、初めて日傘を買いました。水色と白のストライプで、ころんとした飾りボタンがついています。晴雨兼用なので、多少の雨ならば平気です。
しかし、日傘初心者には、差すタイミングが案外と難しいのでした。この日差しなら大丈夫か、いやそもそもこの天気は雨傘か……と日々思案しています。昨今の、加減を知らない雨の降りっぷりも気懸かりなところで、例え朝は晴れていたとしても、一天俄に掻き曇り車軸を流すような雨に行き当たってしまったら、兼業雨傘(?)程度では太刀打ちできるはずもありません。ささやかに悩むまま、まだ一度も使用されずじまいの初日傘です。





BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次 入り口へ


ほたる