日記帳




2007年12月23日(日) 地雷原

読書録更新状況。

 10月読了分
 『死人の鏡』 アガサ・クリスティー

 11月読了分
 『崖の館』 佐々木丸美
 『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー

 12月読了分
 『サンタクロースっているんでしょうか?』 中村妙子・訳

『オリエント急行』は、肝心の謎解き部分を「点と線」のドラマを見つつ読むという、贅沢なような勿体無いようなことをしてしまったのでした。
そして、いまひとつ、という本の方が長々と書いてしまうのは、「いまひとつ」と思ってしまった自分への言い訳なのだろうか、とちょっと反省している次第です。

村上春樹さんの短編が読み返したくなって本棚の前でうろうろ物色していたら、一度読んだっきりの短編集があったはずだ、ということを思い出しました。何故一度しか読んでいないのかといえば、確か恐ろしい話(※)が収められていたからです。そこで、およそ十年の禁を破って(おおげさな)件の「恐ろしい話」の「恐ろしい部分」に再チャレンジ……して後悔しました。初読の時の、身の毛もよだつ感はなかったものの、十年経っても恐ろしいものは恐ろしい。

明日はクリスマス・イヴです。どうぞ素敵な一日をお過ごし下さい。


※ちなみに、「踊る小人」という短編でした。
同じ理由で『レキシントンの幽霊』もおいそれとは読み返せない一冊になっています。こちらは、「七番目の男」が怖くて仕方がない。最後まで読めば恐怖も融解するのですが、そこに行き着くまでが。 





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ほたる