日記帳




2009年08月08日(土) 白黒まだらの憎い奴

これも夏の風物詩と、呼べなくもない。

抵抗力が落ちてきたのか(……)刺されると跡が痣になって残るから嫌なのよね、というか一体どこでこんなに(はしかにかかったのかと一瞬ぎょっとしたぐらいの惨状になるまで)ヤツらと遭遇したのかしら、もしかして近頃の彼らはチームプレーで獲物を探したりするのだろうか、そもそも朝方や夕方の涼しい時間帯ばかり狙って現れるのは卑怯だと思うのよね……などなどと恨み言を垂れつつ、液状虫刺され薬のお世話になる夏の夜です。

二週間という貸出期間は遅読の私には少々厳しい……と危惧しつつも、無事に返却期限を守って図書館を訪れた午後、館内は子ども連れのお父さんお母さんたちで大賑わいでした。漏れ聞こえてくる会話(「あの、『○○○』っていう本を探してるんですが……」「ああ、申し訳ございません。今日の午前中から、もう三組も同じ本を借りに来られていまして……」)から推測するに、これは夏休みの宿題対策であるに違いありません。

そんな攻防を傍目に、本日の収穫は以下の2冊。
 『TOUR1989』 中島京子
 『自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝』 
  レスリー・デンディ メル・ボーリング
2冊を読み終えるのに二週間という(以下同文)。
一度、再び通い始めてみると、図書館というのはやはり心躍るパラダイスであります。





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ほたる