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辛うじて覚えているのは、「旅先で洗面所を探していて、ようやくとある建物の地下に設置されているのを見つけたと思ったら、長蛇の列ができている上、入口手前に純和風の茶店があって外国人の男女が着物姿でお茶を点てていて、どうやら一杯所望しない限りは中へ入れないらしい」だとか、「まだ辺りも薄暗い早朝に、仕事だからと叩き起こされ、眠い目を擦りつつとりあえずついて行ってみると、そこにいたのはアルパカで、今日一日お前はこの子の世話をするんだ、と言いつかる」だとか、「ひたすら交差点で信号が変わるのを待つ」だとか、「夢の中で夢を見ている自分を夢に見る」だとか、話のタネにもネタにもならなさそうなものばかり。 最後のものに至っては、いつまで経っても目が覚めない(現実の世界に戻ってこられない)のだから地味に恐ろしい、のでした。でも、アルパカは可愛かったです。 こんな内容で締めるのはどうかと思いつつ、「8月いっぱい毎日日記をつける」計画は無事に本日をもって終了です。どんなささいなことであれ、なにかをやり遂げるというのは気分が良いものです。 さあ明日からはどうするか、ということなのですが、この1ヶ月というもの、よしなしごとを綴り続けることで「誰かと繋がっている」という温度をひしひしと感じることができ、そのぬくもりは思っていた以上に心地よいものでしたので、これに味をしめて、できうる限りはこのペースを維持してみたい、と考えています。9月はなにかと家を空けることが増えるのですが、それでも「日記」の体面を保てる程度には……なんとか……。 なにはともあれ、ひと月間お付き合いありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() ![]() |