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・「ハリーとトント」 おじいさん(ハリー)と一緒に旅をする猫(トント)可愛い、のは言うまでもないこと。最後のクレジットで、出演俳優名に混ざって「TONTO」という名前が大きく流れるのが非常にツボでした。 ・「ブレードランナー」 ハリソン・フォードが若い……! だけではなくて、とにかく夜を背景にした映像が美しいことに驚嘆します。三十年近く前の映画とは思えないほどヅタイリッシュ。ストーリーを把握した上で、もう一度じっくりと映像美を堪能したい気もします。『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』もいつかは読んでみたいところです。 ・「イン・アメリカ―三つの小さな願いごと」 主人公の姉妹がとにかく健気で可愛らしいこと。決して幸せなばかりではないけれども、寄り添って生きる家族が温かいこと。学芸会の場面で、お姉さん役の女の子が披露する歌声もまた素晴らしい。 ・「おくりびと」 何度涙しそうになったことか。自分の近しいひとが逝ってしまった時のことを思い出してしまって、胸が締め付けられるような思いをしました。「死」を真正面から見つめることは、同じくらい真摯に「生」を愛しむこと。そして、「生きる」とは「食べる」ことでもあり。 ・「マリー・アントワネット」 実はまだ最後まで観終わっていない、のでフライング気味である、にも拘らずランクイン。歴史上、彼女の最期がどんな形で訪れるかは分かっている、けれども、そんな影を感じさせない華やかでスウィートなドレスとお菓子が乱舞する世界に、うっとりします。女の子気分が否応なく盛り上がります。 *** 明日は、今年度ベスト5(読書編)をお送りします。 ![]() ![]() ![]() ![]() |