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■ 2月その6
そんなわけで、今後は今の職場に関する 事は発言しないでおきます。 愚痴日記は見苦しいですからね。
たまには文字も、ということで文春を 読んでいたんですが、中村うさぎ先生ったら、 最近ネットウオッチにご執心らしく。 まぁネット弁慶の人は眺め甲斐がありますからね。
この世を燃やしたって、 一番ダメな自分は残るぜ。
「自分のことを何も知らない、まっさらな世界」 わたくしがネットにもぐり始めた時期の、いわゆる 「ネット界」には、そんな認識が割と普通に はびこっていたりしていましたですよ。 「地味で内気な彼がネットで女いきまくり」 なんていうお話もちらほらありましたですな。 ああ懐かしい。
確かに、他人に与える自分の情報を、自分自身で コントロールできる、便利なツールではあります。 字面すらも相手に与えないわけですから、非常に 便利ですわな。情報を伝達する前に、じっくり 考える事も出来ますしな。
さらに、「顔も見てない他人の事を頭ごなしに 非難してはいけない」という、ネット特有の 不文律も有るわけですから、そら、心に弁慶を 飼っている人は存分に開放させられることで ありましょうよ、と。
常に自己のベストを表現できる、わけです、が。
他人もやっぱり自己のベストを存分に 表現できるわけであるし、そうなるとやっぱり 相対的な評価を下されちゃったりするわけで。 自己ベストで「あいつはダメだ」とか 思われてしまうと、きついですよな。
さらに、ネットのお仲間に優秀なスペックを 保持してらっさる方がいて、その人が、わりと ありのままの自分とかをさらけ出すような人 だったりすると。これはもう、目も当てられなく なってしまうわけですな。
画面の向こうの生身の人間を想像できなくても、 コミュニケーションである以上は、やっぱり 弁慶であってはならんと思うわけですよ。
2003年02月06日(木)
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