| 『SKIP』 |
キャラメルボックス2004年冬公演です。 今回は成井さんの脚本ではなく、北村薫さんの同名小説の舞台化です。 ドラマで、松坂慶子がやっていたような気がする。かなり前だけど。 なので、何となく話は知っていた訳ですが、オチを知らなかったので、オチを知って少々愕然。 もしかしたら、ヒロインは別にタイムトラベル(?それもちょっと違うけど)した訳ではなく、本当に記憶を欠落させてしまっただけなのかもしれない。でもしんみりと切なくなりました。 私があんな事になったら、未来の自分が選んだ事をきちんと真摯に受け止められるだろうか。「自分ではない自分」に責任転嫁してしまわないだろうか?あるいは、労せず得た立場にふんぞり返ってしまわないだろうか。
久しぶりに観た細見さんは、役柄の所為か(何しろ高校生ですからね…制服着てたよ……)大変若返っていた。でも痩せたなー。大丈夫かしら。 岡田さんは、これまた役の所為か、今回は年相応に見えた。てゆうかああいう人と結婚したい。と思う役だった。 今回は、かなりシーンが細切れなので、何役もこなしてる方が沢山いるし、メインキャラ以外があまり印象に残らないというのが少々残念な気もしたけれど、ストーリーが淡々としんみりしているので、それもありかなあと思った。舞台には向いてない話のような気もしましたけどね。
3月には、キャラメル20周年記念で、念願の『TRUTH』が再演です!嬉しい!! しかし、上川さん主演とあっては、今からチケット争奪戦が恐ろしい……上川、岡田、大内のキャラメルボックス3枚看板俳優主演です…サービスし過ぎ、と思ったら、何故か西川さんのお名前がないですね。今回は出られないのかな? その上、客演が劇団ショーマの川原さんです………!!!! 恐ろしい………取れるかな………?今回ばかりは振替覚悟。 3月はゴウ様の舞台もあるので、急がしいけど楽しみだな〜。 今年の年末は、キンキコンとNEWSコンに行きます。これも色々楽しみ。
ところで、最近の健たんの髪はカワイイな〜ふわふわのサラサラで、むかつく事この上ないです。 雑誌にある、「モテ髪」とかのキーワードが、この冬は「ゆるふわ」らしいんですけど(女の子の場合ですよ)そんな感じ!腹立つ!!(八つ当たり)
そんな健たんが年明け早々、またもや演技者に……題目『ビューティフルサンディ』を検索すると、……………ほんとにこれかなあ………………。 主演という事は、健たんは男子二人の片割れですよね……?
相手役が心底気になります。劇団畑の人だという事は分っている。いますが。 ついに健にも、ゲイの役がきちゃったか〜という感じ。しかも演技者だと、通常のTVドラマより容赦なさそうで、あれです。 今回の演出は『ヴァンパイア・ホスト』に関わってた方みたいですね。ちょっと楽しみ(本音)
最近の読了本 『クリスマスローズの殺人』柴田よしき これはサスペンスなのかファンタジーなのか……例えるなら赤川次郎の吸血鬼シリーズみたいな感じ。お話はそこそこだし、コウモリや黒猫の描写なんかはかわいらしくて微笑ましいのですが、オチがなんだか安易……こんなに吸血鬼がいていいのかという感じがしてしまって。しかしこの本は『Vヴィレッジの殺人』の続編だったらしい。そっちも読むべきか。(でもうちの図書館にない気がするのよねえ) 『夜のピクニック』恩田陸 おすすめ。これも『図書館の海』の「ピクニックの準備」と連動してるらしい。恩田さんは、思春期の男子女子を書かせたら天下一品ですね。 また、脇キャラで魅力的な子を配置するのが上手いよね。今回は多分にもれず忍がいいと思います。 杏奈の「みんなで、夜歩く。たったそれだけの事なのにね。どうして、それだけの事が、こんなに特別なんだろうね」という台詞が、すべてをあらわしている感じ。 高校生の時にこういう経験をしてみたかったなあ。
|
|
2004年12月19日(日)
|
|