執事喫茶&デスノート後編

土曜日は、会社の友達と巷で噂の『執事喫茶』なるものに行ってまいりました……
中々予約取れなくて驚きだったんですが、行ってみてリピーターの方が多い様子に納得。
でも、確かにはまる方の気持ちも分ります。
何と言うか、愉快でした……。


行って直ぐにチーフ執事(と思われる方)が「お帰りなさいませ、お嬢様」と出迎えてくれるのですが、初心者は「あ、すみません」という気分になるから不思議です。
しかも私、行った当日の数日前から、戦国BASARAの世界を理解する為、戦国時代の文献を数冊読んでいて(…。)執事に対する自分の脳内返事が「苦しゅうない」「良きにはからえ」「近う寄れ」「是非もなし」みたいになって、大変雰囲気にそぐわないので参りました(私の勝手な都合ですが)。
もはやお嬢様でも何でもなく、こころは戦国武将になっております。
執事もびっくり。(「わたくしどものお嬢様が……!」と嘆く執事がいたら良いのだが……)
いやはや、失敗。

それにしても、ケーキやスコーンの皿すら自力で取り替えられないお嬢様として振舞わなくてはなりませんでした(自力で皿を交換すると「お嬢様〜私どもの仕事でございます〜」「わたくしどもの仕事が無くなってしまったら、淋しいでございます…」と執事が涙目で寄ってくる)。
そして、私は実は執事の目を盗んで自分で勝手に皿を変えたりしていたので(…。)執事が来た時に「おや、お嬢様、スコーンがひとつ足りませんね」などとさり気なく、はしたなさ(盗み食い……)を注意されたりもします。(これ言われた時、こころが戦国武将のままの私は「食うたのじゃ!」と拳を振り上げそうであった)


しかし、お手洗いも執事の案内のもと行かなくてはならないので、面倒であった…
行く途中、配膳室みたいなものがあって、タイミングによっては扉があいていて中が丸見えになってしまってるのですが、その際はお手洗いに誘導している執事が慌てて「見てはなりません!」とバシッと扉を閉めるのが愉快で、その為に何度もお手洗いに立ってしまった。
執事の皆様、大変に申し訳なかったです……。


そして本日は「デスノート」後編を鑑賞。
いつもの面子です。
原作とオチが違うものの、原作をきちんと読み込んで脚本を書いたのが分るストーリー運び。
原作を読んでない人にも分かりやすくなっていました。
同行したかとさんは本日7回目の鑑賞………確かに面白かったのだが……おみそれしました。

しかし原作のLだったら、確かに、絶対にデスノートをああいう風には使わないと私も思う……。
映画のLは、原作Lの小生意気なところは薄れて、とことん可愛らしくなっていました。ラストの笑顔とか、天使のようでしたよ。
そして、意外に落ち着いていたパパに驚きです。すべてを知っても泣きもしないのか〜強いな〜総一郎……


ああいうオチによりLが死んでしまうのは、少々切ないつくりだったので、個人的にはちょっと違和感がありました。
何か……可哀相だった………
(フジワライトは自業自得だが……本当に、鹿賀総一郎の言葉を借りるなら、「わずかばかりの同情もわかない!」という感じ……)
Lの可愛さを原作以上に盛り上げた松山君もすごいけど、ライトのキモい部分を、あそこまで演じ切った藤原さんは、やはりすごいよね……
だってものすごく……ライトの笑い声がキモかった!(褒め言葉です)
そして死に様が一番壮絶だった。(原作もそうだけど、他の誰よりも死に方がえげつなく見えた)

でも、とにかくミサミサがカワイかったです〜(そこか)
声が低いので、落ち着いて見えてしまうというか、賢そうに見えて、ミサのテンションの高さが分りづらいという難点はあったものの、可愛いのでもう何でもイイという気がした。


その後は、居酒屋にて色々雑談を……(主に私が榎木津の話を)。
しかし話し足りないです(もういい)。

今日もこれから百器を読み返して寝よう。

榎木津が可愛すぎる……!!
てゆうか「あれはあれで、榎木津という面をかぶってるんですよ」のくだりが悶絶です。
あんなに可愛く書いちゃっていいのか、と不安になります。
そしてあの手紙………!!何よアレ!!
そりゃ、本島君もメロメロであろう……(合掌)
ああ〜私が本島という名前だったらな……ニアミスなだけに淋しいです。
えのたんに名前を呼んでもらいたい(無理)。
2006年12月03日(日)

ニッキ / 松

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