数え切れないほど、繰り返して思いだす。あの時のこと。次に会うときの約束をして、わたしが言った。まるで、恋人に会うみたいね、と。あなたは、それに応えてくれた。そうじゃないの?と。それで、わたしは、そのまま恋に落ちた。いまの気持ちで良かったんだ。あなたは、そのまま迎えてくれたんだ、と。いまも。