紀姫日常。

2007年06月24日(日) 明日のためにそのいち

突然こんなことを書くのも変かもしれないけど。



夜、アパートの西の窓から電車の音が聞こえるのが、私はとても好きだと思う。
狭い路地に車はなかなか入ってこないから、騒音といえば電車の走る音とバイクの通る音。そのせいか、実家に帰ると車の音が耳障りになってしまった。慣れって怖い。
今では隣の部屋の、帰ってくる同居人を迎える声も慣れてしまえば安心すら覚える。
生活音のひとつひとつが、隣り合っている狭い街は最初は煩わしく思っていたけれど、おかげで孤独を感じることも少ないし、きっと都会に住む人たちは少なからず、そういう音に助けられているんじゃないかと思えるほどだ。

ここに、ずっといたいなんて思う日が来るなんて不思議だ。

だけどそれは、空間的なものじゃなくて時間の話。
ここでこうしている今が、ずっと続いていればいいのに、と思う逃避。

周りの人が簡単に次のステップを見つけられるのはどうしてなんだろう。
逆に、自分が次のステップをなかなか探せないのはどうしてなんだろう。

私は自分なりに自分の行動を考えてきたはずだ。
中学のとき、高校に行って何するんだろう、と思った。そのときは大学に行こうっていう強い意志はなかった。けど勉強は大変だけど辛いと思ったことはなくて、自分の行ける高校に行けばいいと思っていた。
第一志望の県立高校に入ったら、大学に行きたいと思うようになった。それは、専門的に何になりたいというものがなかったからで、そしてキャンパスライフというものに少なからず憧れていて、そして一人暮らしをしてみたかったから。だったら一番好きな人文科学系の学科に行ってそれらしいことを勉強しようと思った。その中で行ける大学に行こうと思った。
そして第一志望の私立大学に入ってから、目標を持つのをやめてしまったような気がする。
ゴールじゃないっていうのはわかっていたんだけど、大学は楽しい場所で、知らない人たちがたくさんいて、みんな不思議なことしてて、おもしろそうで、全然思いつかないような遊びや、アルバイトや、サークルや、先輩、教授、大きな街に吸い込まれて、たくさんかわいいものがあって、知らなかった文化があって、遊びきれない娯楽が溢れていて、目先の物にとらわれて、きっと自分が何しにきたのか、考えるのも忘れてしまったんだと思う。
それがけして悪かったとは思わないんだけど、でもあまりにも目前しか見えていないやり方はかなり、大人げなかったんじゃないかなと思う。

そうだ。

多分、初めて与えられたオモチャ箱で遊ぶ子どもみたいな。

そして、いつの間にか、踏み出すことを忘れてしまって、それで、たまに優しくされたらそのまま身を預けたくなってしまって、そしたら、外に出るのが怖くなったんだ。
「私は大丈夫!」っていう自尊心の強さが、きっとそれを隠してしまって今まで見ないようにしてきたのかも。


今日、読んだスカイ・クロラの新刊(題名失念…)に「未来が明日か明後日ぐらいまでだったらいいのに」みたいなこと言うのがあって、すごく、共感してしまった。

(関係ないけど、スカイ・クロラ、映画化するらしく、しかも押井守…。アニメ化するなら大友かなぁとか思ってたんですけど、押井か。中公が出してるノベルスの挿絵とはまた違ったキャラデザになりそう…。そして…どうやら草薙が主人公らしく…それってスカイ・クロラじゃなくね?みたいな。てゆかポーランド?濡れ場??まぁいい。笹倉をかっこよく描いてください。アニメ化、すごく嬉しいです。しかし押井イズムになるのかなぁ、とか思うとね…。でも原作付きのアニメは切り離して見ればかなり面白いですから!なんせ巨匠・押井だし!楽しみにしてます!!)



そういうわけで、明日のために反省会、以上!終わり!!!!


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