朝、彼女に無理を言って少しだけ電話する時間を作って頂いた。 前日その約束をしていたが、夜中にメッセが来ていて、「仕事速く終ったから、朝じゃなく今しようと思って・・・。」置きメッセである。 私は転寝をしていて気付かなかった。たぶん暫らく私からの返事が帰ってくるのを待ってくださり、待ちきれなくて落ちたのだろう。 でも、それは私にとって好都合であった。なぜなら、私は今日の朝彼女と電話することに意味を持ちたかったから・・・。
今日は、彼女が友達と念願のお店を開店させる日である。 遠距離の辛さ・・・。彼女の側にいて送り出してあげることも行ってらっしゃいのキスもしてあげられない。 こんなおめでたい日に、帰ってきた彼女を暖かく迎えてあげることもお祝いのお料理を作ってあげることも出来ない。(料理に関しては、数日前にお赤飯を炊いて送ってあるが、本当なら当日炊いて食べていただきたかった。たぶん今日は、色々な人から頂くであろうから遠慮してみた) だから、せめて出勤前にはメールや手紙ではなく、自分の言葉でいってらっしゃいって言ってあげたかったのである。気は心と言うけれど、たったそれだけが私に出来る精一杯のことである気がした。
でもね、本当に久し振りに聞く彼女の声は、連日の疲れとか寝不足もあるのか、はたまた寝起きのせいなのか、ガラガラ声でとてもけだるそう。。。 私は私でなんだか緊張してしまって、どう気持ちを伝えていいのかわからない。あまりの不甲斐なさと緊張(はずかしさ)でしどろもどろなのである。
じゃ、準備するから切るねって言われて電話を置いた時には何気に泣けてきた。 とりあえず行ってらっしゃいは言えたけれど、開店準備で忙しくあまり話も出来なかったここ数週間で、かなりの彼女欠乏症になってしまっていたようだ。 声を聞くだけでこんなに泣けるほど暖かい気持ち(裏を返せば切ない気持ち)になれる存在なんだなって改めて思う。
今日は遠足でした。 ビーチランドなんてところに行ってきた。やっぱり海の生物はいいのです。全ての生物は海から誕生したなんていうけれど、たぶんそれは本当で、きっと遺伝子の中に残っている。 だから私はこんなに海に惹かれている。小さい頃親の実家にお泊りした日は夜中に抜け出して近くの海岸へ行き明け方まで波の音を聴いていた。自然回帰・・・。自然に触れることってきっと私には必要不可欠。 今日はイルカに癒された一日でした。
↑よかったら押してね
|