なお吉っつあんのありがた〜い御言葉
なお吉



 四国旅2日目

休日のガキと年寄りの朝は早い。
もちろんなお吉は後者で。
目が覚めて、フェリーの甲板に出ると調度日の出。
瀬戸大橋や漁に出る船が朝焼けに照らされてすごく綺麗やった。

松山港に着港。
次々とフェリーからバイクが飛び出す。
この瞬間て、みんなから「さぁ遊ぶぞ!」ってオーラびしびし感じる。

近くのコンビにで朝ごはん&ルート確認。
今日の目標は石鎚スカイラインを走破し、後は時間によって近くのキャンプ場で宴。
いやー、この適当な予定ってbfpっぽいなぁ。。。


石鎚スカイラインを目指す久万高原への道、渓流沿いの道、すごく良かった。
朝のちょっと肌寒いけどさわやかな感じから既に夏みたいな日差しに変わってきた。
でも気温は調度いい。
木陰で休んでいると思わず昼寝しちゃうくらい絶妙。

石鎚スカイライン。
最初は快適に走っていた。
標高が上がるにつれてZRXの調子が悪い。以前にもあった傾向。
マフラーから黒煙とガスの臭い。
エアフィルターのつまりが原因と思われるカブリ。
仕方なく最後尾に下がってみんなを先に。。。
うえちゃんくまちゃん気持ち良さ気にかっ飛んで行った。
ちょっと寂しい・・・
何とか上についてお昼ご飯。と言ってもドライブインが一ヶ所あるだけ。
駐車場はバイクに厳しい急勾配。ご飯も簡単にお蕎麦ですませた。
みんなでマップル覗きこんでルート確認。
ここから先は何やら酷道の雰囲気。
「ま、行けるやろ」と相変わらずの能天気さ。
もちろん走り始めて4人全員泣き入る。
行けども行けども一車線の峠道。
しかも崖側にはガードレールがありゃしません。
路肩はアスファルトが崩れて陥没してるし。
これは落ちたら死ぬなぁ・・・とか考えた。
でも最高の天気で前の三人みてたら写真撮りたくなった。
後で撮れたやつ見たら結構いい写真。やるなー俺。
上へ下へ西へ東へ、グネグネぐね〜っと走り続ける、ライテク上達万歳♪
で、この酷道の途中であった東屋。
自販機もなーんもないけど、めっちゃオアシスに感じた。休めるってすばらしい。

R194に出た瞬間、全員の体からふぅっと気が抜けた。
久々の2車線道路、高低差のないフラット路面、あー幸せ。
仁淀川をトレースするR194を走り、道の駅土佐和紙工芸館で一休み。
既にうえちゃん、いっさんともグッタリ。。。
くまちゃんと今日の食材になるようなものを物色。
近くの農家で取れた野菜が安値で売っていたのでそれを購入。

ここから数キロ行ったところにある加田キャンプ場で今日は宿泊。
今回からは明るいうちにテント張ることを決意。
このキャンプ場は入口が判り難い!
ガレージの横の細い道を見逃すと絶対わからないだろうな。

ここは一人100円。水場、トイレ完備。トイレは新しくて綺麗だった。
河川敷で直火OKなナイスキャンプ場。
温泉は近くに県内最古の湯元「蘇鶴温泉」と「かんぽの宿伊野」があり、
5分ほど走れば大型スーパーもあって立地条件もグッド♪
それに河川敷でのキャンプは初体験なのでワクワク。
で、テント設営。
おぉ!明るいうちだと設営がこんなに楽とは!
いつもは真っ暗の中ガサゴソ手探りで設営してもんな。
あっという間に4つの家が出来上がり〜。
今回うえちゃんはNEWテント、一人用のコンパクトさ重視。かっちょええテントです。
でも一番体大きいのに一番ちっこいテントなんだよなぁ、ふっ。。。

管理人から薪購入。
値段忘れた、たしか300円だったような。
次はうえちゃんと買出し。近くのスーパーへ。
くまちゃん、いっさんは残ってご飯の準備。
うえちゃんとスーパーでしこたま肉とか買ってしもた。
あーまた悪いガキんちょ癖が・・・
キャンプ場に帰る頃には日も落ち始めた。
薪の出番。
焚き火囲ってわいわい話しながらの宴。
まだちょっと夜は肌寒いが焚き火がいい感じで暖めてくれる。
肉やらなんやら色々食べて満腹。

温泉タイム。
俺とくまちゃんは酒飲んじゃったので
うえちゃんといっさんとタンデムお願い。

うえちゃんはなお吉のZRX号で俺とタンデム。
いっさんはイエローでくまちゃんとタンデム。
目指すは「蘇鶴温泉」それではれっつごー。

いやー、参った。
地図ではすぐなのにこの温泉てば。
行く道は村の中のほっそい道。あぜ道に近い。
辺りは真っ暗で一人だったら絶対に帰ってしまうような道。
そんな道をひたすら行くとぽつんと薄暗い温泉宿が・・・
まぁ、いわゆるひなびた雰囲気の温泉宿ってやつだ。
(終わっちゃってるかなぁ?)心の中で広がる不安。
「あと30分しかないよ!」
煙たがる宿のおばさん傍目にライダー4人いざ入浴。
閉店まであと30分、急げ急げ。

入ってみると結構いい感じの風呂だった。
内湯のみだけど、ぬめりのある温泉ですごく気持ち良かった。
なにこの温泉は、長寿の岩風呂として知られている湯元だと。
その昔、鶴が傷を癒したという伝説があるんだってさ。
料金は420円也。

温泉入ってスカッとした。
さぁ、またほっそい道通って帰りますか。
自分のバイクのリヤシートに座るってすごく不思議な感覚。
うえちゃんが運転すると違うバイクに見えた。
ちょっと怖かった・・・笑。

キャンプ場に帰り、焚き火囲んでまた少し話して、今日は終了。
明日はお待ちかね「カツオのたたき」堪能日!
やったるで!(何を?)

2005年05月03日(火)
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