暗号 − Homepage



2003年03月04日(火) 



あたしは、あたしに向かって、笑顔を見せてくれる人がとても好き。
他愛無い事で笑って、あたしの名前を呼ぶ人が好き。
だから今日も、
「○○」
って呼ばれたとき、酷く眩暈がした。

あたしがたくさんの人を好きになったり
もっとたくさんの人と常に喋っていたりするのは、
辛い事を忘れる事ができるからで。
あたしはずっと辛かったんだ。
あたしはずっと、まわりのもの全てから逃げてきた。
辛い事には目を背けて
あたしは全然現実なんか見ていなかった。
見たくなかった。
そうやって、常に全部と戦うのは、酷く疲れる。
なにかをするときは酷く疲労する。

どうして私は不釣合いな異様な明るさの部屋に1人で蹲って
こうやって泣きながらパソコンを操るんだろう。

どうして、逃げるのは、こんなに疲れるんだろう。





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