2003年04月06日(日) ただ“そうか”と言ってくれれば
嗚呼、ダメだ。
ほんとにダメ。
指先が震えてる時点で明らかに異常だもの。
ほんとになんなんだあの男は。
そうやっていつも土足で人の心を踏みにじるんだ。
あたしのプライバシーにまで手を出さないでよ
あたしは絶対あんたの犠牲になんかならない。
もちろん話を吹っかけた私が悪い。
あんな男に“泣いてました”なんて言った自分が結局元凶。
だからって普通その理由をさぐる?
人にはたくさん触れられたくない傷があるんだよ。
特に大切な人達の生死に関しては。
あたしは絶対「死にました」なんて言わない。
自分の目でまだ確かめてもいないのにそんな安易に伝えたくない。
あんな男にあたしの過去の欠片でもくれてやるもんか。
嗚呼、明日学校行きたくない。
大切な人が大変な時にのんきに学校なんか行ってる場合じゃないと思う。
もちろんあたしが行った所で何の役にも立たないし
むしろ邪魔なだけだと思うけど。
けれどそれならせめて朝から泣きたい。
学校で涙をこらえるのは酷く疲れる。
そうやって笑顔を振り撒くなんて考えただけでぞっとする。
あんな男の言葉に一々傷ついてなんかいられない。
でも。
でもあの男は本当に痛いところをついてくる。
これ以上泣きたくなんか無い。
あたしは大切な人の為だけに涙を流したいのに。
そうやって邪魔をしないで。
あたしはただ純粋に泣きたいだけなのに。
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photo by nezi-shiki