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2003年09月26日(金) つまんねぇな、と。



けっ。
M本がMにあたしが“あいつ、最近影薄いよなぁ”って言った事を伝えやがった!
別にいいけどさぁ。
っつーか正確に言うと影薄いのはMだけじゃねぇよ。
っつーかあたしが言ったんじゃなくってK子だってば。
そーだよ。
K子が“なんかM君とS君の存在忘れてた。つかあいつら影薄い”
とか言ってたのであって、あたしじゃねぇし。
しかもSは未だあたしが“変態”って言ったことを怒ってる(?)し。

つまんねぇな。
学校。

とりあえず静香に会わなきゃ。
今の状況伝えなきゃダメだよな。

誰とも顔を合わせたくない。
学校なんてしょせんつまんねぇ奴等のつまんねぇたまり場じゃないか。
あたしは誰も信用してないし、誰も欲しくない。
どーしてあの中学校なんだか。
つまんないよ。
頭の中がゆっくり溶けていく。
常温のままどろどろに。
あたしは何を感じることもなく、しょせん時計の針だけがリアルです。
いっそのこと拒否ってしまえればどんなにか楽なのに。
まぁ1組だっただけ、幾分救われてるけど。
干渉してくる男子は皆無(?)だし。
女子はその場の空気が読める。
煩わしい人間関係も無いし、噂話に踊らされたりしない、誰一人。
深く干渉しない微妙な関係が今は途方もなくありがたい。
何を求めて学校に行くんですか。

あの子は野球をするためだけに学校へ行ったんだろうなぁ。
なんかカッコ良いよなぁ、そーゆうの。
あの子は途方もなく優しい人だった。
あたしが傷つくような言葉を出会ってから今まで1度も言わなかった。
あたしは彼をもう愛してないけど。
今までの気持ちも愛情も未だあたしを蝕んでいるのは確か。
今はそれに飲み込まれないようにするだけで精一杯だよ。
もうきっと彼はあたしと目を合わせてはくれないから。
あたしは飲み込まれることなく、精一杯生きていたい。




最悪だ。
あいつがあんなに馬鹿だなんて思わなかった。
やっちゃんとあいつを一瞬でも“似てる”だなんて思った自分が恐ろしく憎らしい。
あいつをすごいって言ったり、憧れるなんて絶対おかしい。
今まで築き上げたものが一瞬にして崩れ去った。
あんなやつに遊ばれてるなんて心外だ。
お前なんかに誰が惚れるか!

やっちゃんとあたしのことを何も知らないくせにそんなふうに言わないで。
あんたの恋愛なんてあたしは知ったこっちゃない。
あいつが誰を好きになってもあたしには関係ない。
でもこれだけは言いたかった。
あたしとやっちゃんの長い間築き上げてた期間をそんな風に軽い言葉で終わらせないで。
あたしはやっちゃんをとても愛していた。
そうして未だその思いに侵食されてる。
とてもとても大切だった。
泣きたいくらい毎日が辛くて辛くて仕方なかった。
あの子があたしを選ばなかったことが悔しくて悲しくて切なくて泣きたいのに泣けなかった。
そうやって過ごしたあたしの歴史をそんな風に言われたくなかった。

だから、電話を切った。

あたし、あいつのこと友達としてとても大切に思うけれど
だからこそやっちゃんのことに触れてほしくなかった。





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