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2004年02月22日(日) 涙はとうに乾いた




何かを信じる力はとても強い。


何かを想い、背負うとき、あたしはとてもとても強くなる。


負けてはいられないのだ。



あたしの運命が見えているのはあたしだけだ。

だれもあたしの運命を背負ってはくれない。

あたしの人生はあたしにしか背負えない。

あたしの夢も重荷も、あたしが背負う。

あたしにしか果たせない思いがある。

だからあたしがあたしの人生を決めるのだ。


だからあたしがあたしのために下した決断に、きっと誰も不平は言えない。


傷を分かち合うことができたとして、

その傷は完全には消えない。

あたしが抱いて生きていくほかないのだ。

あたしが。



どんなに惨めでも、馬鹿らしくても。

あたしには手にとるようにあたしの未来が見えるから。

その夢のために行動できるのはあたしだけだ。



ほかの誰にもあたしの未来は見えない。

だからあたしは自分しか信じない。

あたしの作る道を歩けるのはあたしだけ。



一歩一歩

着実に

唇をかみ締めながら

あたしの辿った道


手は血にまみれて

涙はとうに乾いた


それでも歩いてきた


あたしの足跡は

何一つ無駄では無い




今に見ていろ

あたしは夢をこの両手に掴んでみせる



あたしにだって目はあるし

何かを掴む腕もある

あなたたちはそんなことも知らないの?



あたしのこの両目は

あなたたちの見ることのできない

あたしの未来を、ちゃあんと見据えているんだから。








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