2004年02月27日(金) 夢を見せて
やっぱり泣きそうになった。
あいつの前だとあたしは酷く弱い。
肩が揺れるのが分かった。
何故だかとても切なかった。
それが愛しさなのか、離れなければならない寂しさなのか
あいつへの理由の無い恐怖なのか。
どうして遠くに行ってしまうの?
ずっとそばにいて。
とてもとても好きなの。
だってあなたはいつも優しくて笑ってる。
あたし知ってる。
あんたの曲がった優しさ、ちゃんと知ってるのに。
本音も建前も全部見た。
それでも全部含めて愛しいと思う。
あの子を忘れろというのなら、あなたの前ではもう話さない。
優しさに甘えない。
甘えたくない。
もし、あなたが夢を叶えるなら、あたしもあなたと同じ場所で
同じ景色を見ていたいよ
ねぇ、あたしにも夢を見せて。
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After
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photo by nezi-shiki