| +-- ★土曜日まだですか(気が早。 --+ |
苦しい。息が、自然と荒くなる…。 身体を支配するのは、中を暴れまわるのは…得体の知れない、恐怖。
肌に吸い付くのは、べとっとした熱と…痛いほどに捕まれたような感触だった。
少女は、自分自身の身体を抱えて寝台の上で寝転がりながら、その熱に耐える。 その原因が何なのか、それは彼女自身が一番良く分かっていた。 しかし、分かっていても…耐えられるものかどうかは彼女自身にも分からない。
それは…身体に刻み込まれた恐怖、そのものだから。
「う……っ…い…やだ……っ!」 熱に浮かされ、うわ言のようにそう漏らす。 金色の髪がもつれ、顔の周りで絡まりながら広がっていた。
悪夢は、いつまで経っても悪夢でしかなかった。 それを克服するには…今の少女には経験も時間もなさ過ぎた。
手が、彷徨う。 何かに救いを求めるように、宙に伸ばされて彷徨っていた。
誰か、助けて。
でも…
私に、触らないで…!
矛盾しているとは、思う。 でも、少女の心境はまさにそうなのだ。
助けを求めて、その手を握って欲しいのに。 触れられることが、怖い。触れられたくない。
今の少女の周りの環境では、助けてくれる者は…いない。 それどころか、彼女に害をなす連中しか居ない。
少女の願いは、遠き夢の中。
その手を取ってくれる人を、自分が安心してその手を委ねられる人を…
ただ、ずっと待ち続けるのみ。
久し振りにSS書きましたごめんなさい; しかもまたオリジ話で更にごめんなさい。更新…したいんですけど……;
でもって、本日もまた更新できませんでした(つд`)
ここはもう本当に腹掻っ捌いてお詫びを以下略。
うん、明日にはなんとか…って言ってる間にまた延び延びになりそうですな。 自分が書きたい話でもあるので、頑張ります(;´ω`)
給料日は明日〜。今お金ないのに神羅チョコ買いまくってる馬鹿はここに(ぇ。明日おろしに行ってこよう…。
|
|
| 2006年04月24日(月) |
|
|