| +-- ★このうだうだ感; --+ |
むすーっとした表情を隠しもせず、彼女は頭の上の耳をぴくぴく動かしながら、相棒の男の後姿を睨み付ける。 尻尾もどことなく機嫌悪そうにゆらゆらと揺れていた。
彼女の視線を背中で受けている銀髪の青年は、ふーっと溜息をつきながら振り返った。 目の前には、猫の獣人でもある…ついこの前まで自分を追い回していた緑髪の少女。 元盗賊でもある彼女と、何故かパートナーを組まされることとなったのは一体何でだったか。
「……で、言いたい事は?」 「山ほどある」 驚くほど清清しく即答する少女に、彼は苦笑を漏らしながら、 「言っとくけど、恨み辛みだったらお断りだからな。自業自得だし」 「違うっ!…なんかすごい悔しいんだよっ!」 尻尾を逆立てながら、彼女の表情は半分悔しさ、半分怒りで向けられる。
その怒りの原因は、彼はあっという間に思いついた。 「あ、オレに負けたことか?」 「………うーわー、なんかサラッと言われると腹立つわイヌ科」 とある事件の時、彼があっさりと少女をひっ捕まえたことが相当気に入らないようである。
「…でも、まだ諦めた訳じゃないんだからねっ!必ず私がそれ奪ってやるから!」 びっと指を突きつけると、彼女はその敏捷性を生かし…彼のすぐ脇を通り過ぎて走り出す。
随分と距離が開いたところで、少女は振り返ると… 「今に見てなさいよっ!」 そう言いながら、べーっと舌を出して―――逃げ出した。
「……今に見てろって言ってもな。そう宣言されてオレがあっさりとやられると思ってんのか?ネコ女」 銀狼の青年は更にまた苦笑を浮かべ、彼女が去っていった方を見やる。
―――何だか、いろんな意味で楽しそうな日々が始まりそうな予感。
会社にて、自分の要領の悪さを再認識。 うがー;なんか色々とやっちゃったよママン!
やっぱり私は慣れるまでに時間がかかるタイプらしい。だー、もう大丈夫なのか私ってば;
そんなこんなでやりたい事とかあったけど今日は終了。 明日はポプの叩き収め…いけるといいな。
サイトの更新作業する気力が出てきました。とりあえず小説アップしたくて書いてます。色々手直しもしないと…
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| 2006年05月15日(月) |
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