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北。 - 2004年05月27日(木) 一週間遅れですがニュースについて。 突然の日朝首脳会談、そして拉致被害者のご家族が帰国と、でかいニュースがありました。 こっそりブルーリボンをサイトのトップにくっつけてあるぐらいですから、わたくしも人並みにこの問題に関心があるわけでして。 蓮池さん、地村さん、おめでとうございます。 しかし、驚いたのは家族会の方々の発言とそれに対する世論の分裂でした。 つまり 「言い過ぎ!家族会おかしい!」というのと 「家族会の怒りは当然!小泉退陣!」とうのですね。 まあどちらも極端ですが、この問題に関心を寄せる方は、この二つの間のどこかにいるって感じじゃないでしょうか。 自分は家族会の方々はこれで満足しなくて良い!という考えですが、だからといってあの発言を全て肯定する気にもちょっとなれない。 拉致問題が遅々として進まないのも事実ですし、行方不明とされている方々の身内の方なぞはもう、激しく苛立っても当たり前のことです。 でも、あんまり具体的に政治的発言みたいなことをされると、まずいんじゃないかとは思います。 ホントの井戸端会議なら何を言っても構わないのですが、すでに家族会の方々はそれなりに影響力が出来てしまっているのです。 不満の表明はどんどんなさるべきかとは思いますが、あまり具体的なことを述べると、まるで「政治家の発言」みたいになってしまうというのが問題です。 もちろん、拉致問題はこれからが正念場です。 小泉首相の訪朝は、プロセスの一つとしてとりあえず評価出来ると思います。 何しろ相手はまともな国じゃありません。 歴史上かつてあっただろうか級にへんな国です。 まともな交渉は期待できないでしょう。苦労が多いです。 まあ世論は二つに割れたとは言っても、ともかく拉致問題の解決という一点だけは割れてはいないわけですから、そこはぶれずに政府に頑張ってもらわないと。 -
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