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帰港。 - 2004年06月24日(木) 言うところの「巡航」から小金をゲットして帰還いたしました。 巡航先の那須では、艦長(先生)の丹精の甲斐あってお庭のホタルが倍増。夜8時から9時は鑑賞会で仕事にならないのでありました。 海で光るのはセントエルモの火か夜光虫ですが、那須高原ではホタル。ああ何いってんだろう自分。 そんな矢先、母方の叔父が死去致しました。 先だってガンが見つかり、それは小康状態だったのですが今度は脳梗塞をやってしまいまして、残念ながらやはり無理だったようです。 母の兄にあたる人ですが、母とは親子ほども年が離れていたので80歳を過ぎる高齢ゆえやむを得ないところもあるのです。しかし、その両親つまり私の祖父母はともに100歳目前に亡くなっているとあって、『90歳前に死んだら若死にだ』と言っていた人なだけに無念であったろうと思います。 むやみに運のいい人でありまして、戦時中は南方へ出征するはずが直前に中国戦線へ変更になったり(南方行きだったらほぼ間違いなく戦死だったでありましょう)、弾にも当たらず、劣悪な環境にも体ひとつ壊さず、捕虜になったけどシベリアへも行かずに帰還できたり、戦後はさる有名大企業の会長にまで登りつめたというラッキーぶりでした。愉快なおじさまで幼児を手品でびびらすのが好きでした。 今日はこれからお通夜へ行きます。 しぶとい昭和の男の死に敬礼。 -
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