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ビューティフル・マインド(ネタバレ) - 2004年09月15日(水) 後輩氏から拝借のポール・ベタニー出演映画のDVDがフルフッヘンドで嬉しいこと限りなしであります。 どれから見たらいいやら〜と考えたあげく、普通に「ビューティフル・マインド」から見ることにしました。 理由1:ラッセルとベタニーという(こっちが先だけど)マスコマニアにはたまらないキャストだから 理由2:一番まともそうだから(笑) やばい。やばいよ。 ラッセルって凄いよ! ↑すごい今さらなバカ感想トホホ いちおうあらすじ。 戦後すぐぐらいに青春を過ごした天才数学者ジョン・ナッシュ。画期的な理論を組み立てるが、時あたかも冷戦下、国防省は彼の能力に目をつけた…。 変人でともだちの少ない天才数学者(ラッセル)、彼の心の支えは親友(ベタニー)と美貌の妻。しかし…? すいませんライターの能力ゼロ、ていうかマイナス100くらい。(泣)。しかもこれ以上書いたらこの映画で一番しちゃいけないネタバレですし。 というわけで以下見づらい文字で。 統合失調症ってこんななるんですか!とびっくり。監督の思惑にはまって、もうどこからどこまでが現実なのかよう分からなくなりましたよ!今でもよく分からないのが、最初に暗号解読(パターン識別)したのも、アレも幻覚もしくは妄想なのか、ということなんですがどうでしょう。 それにしてもラッセル・クロウはすごかった。 もう可哀想で可哀想で←こういうのに弱い。今まで「グラディエーター」と「マスコマ」しか観てなかったので、こんなに弱さと脆さを演じられる人だとは思いませんでしたわ(失礼にもほどがある)。あの落ち着かない気弱そうな微笑み、さまよう視線。ダメ人間は苦手な方なんですが、病気なんだから仕方がない。ジャック艦長の楽天的な微笑みと、モノは同じ筈なのに何という違いでしょう。 そして親友チャールズ。ステキだ。ベタニー、眉毛無い(笑)。でもこっちが普通なわけで。ナッシュには自分を信じ、愛し、励ましてくれる存在が必要だったということでしょうか。幻覚だと分かっているのに、「彼と時々は話したい」…なんか涙出てきました。一瞬マスコマ原作第一巻のあの「寂しさのあまり幻のスティーブンと会話する艦長」とだぶったりしましたよ。←もっとずっと深刻だけどナー それにしてもどんどん老けていくラッセルと嫁に驚きました。特にラッセル。演技とメイクであそこまで老けるものなのか!やっぱりラスト近くの「ペン」のシーンは美しかった…。 以上、だだ漏れ感想終わり。 予告編観た段階で、「天才数学者」はかなり好きなキーワードなので観ようかどうしようか迷った記憶はあるんですけど、結局観なかったんですね。地味そうだから(それもどうかと)。 やっぱり高い評価を受ける作品は観る価値があるものですな! さらに自分、ラッセルが好きなんじゃなくてジャック艦長が好きなんだと思ってましたけど、そしてもちろんジャック艦長好きなんですけど、ラッセル・クロウが前より(いつのまにか)ずっとずっと好きになっていることに気がつきました。 もちろん、ポール・ベタニーも。 いやあ、役者ってほんとに凄いですね。 -
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