午後の授業で、次回のエッセイのドラフトを出したら、あっさりOKが出て、 「コンピューター・ルームで自分で書き始めていて良いわよ」と言われたので、 真っ直ぐ寮に帰る。 勿論、今日はDVDの発売日だ。 「荷物が届いているから、ポータールームまで取りにおいで」 というメモが入っているので、取りに行くと誰もいなくて部屋が閉まっている。 ・・・・。(怒) まあ、結局4時ごろ入手して、スタディー・ルームへ。 しばし悩んだ後に、special featuresの方を先に観ることにする。
以下、感想。 結局時間が来て部屋が閉められたので、全部は見られなかったけれど、 個人的に一番面白かったのは、第2部のプレビュー。 セオデンとアラゴルンが話し合っているところとか、良かった。 しかし、エルロンド様はそこで何していらっしゃるのでしょう。 エオメルは凛々しいですね。バイキングのイメージが強いかな? アラゴルンの傍らにいるのが(旅の仲間以外で)、金髪だったようなので、 どうもハルバラドではないらしい。ハルバラドは矢張りいないのですか? かなしー。
最大の懸案の夕星姫は、姿を現していないのだけど、安心なような不安なような。 どの程度出てくるのでしょう?お願いだからエオウィンと喧嘩しないでね。 アラゴルンは人間に王が必要だと気付くようですが、その気付いた時には、 ボロミアのことを思い出して頂けるとありがたく。 合間のインタビューで、モーテンセン氏が短い金髪になっていて、 一瞬誰かと思った。
あとは、インタビューでアラゴルンが(モーテンセン氏ということ)あったのが 嬉しかったけど、矢張りボロミアはないのですね・・・。 アルウェンはあるのに。ガラドリエルの奥方も。出演の決め手は生命力ですか? 次回の拡張版は、こんなのも入っているんだよー。(だから買えよー) というので嬉しかったのは、ロスロリエンでギムリが奥方に贈り物をお願いする シーン。ギムリはやっぱりこれがないと。 サムもちゃんとロープ貰ってた。ということは、あの土も貰ってるのかな、実は。 ブランシェット氏が、「ガラドリエルがトーチを渡したのは、 これからの世界の行く末を決めるのは、貴方がただというメッセージが 込められている」と言っていた。 それと裂け谷で出会った時、ちゃんとアラゴルンは自己紹介していたのですねー。 「灰色のガンダルフの友人だ」ってだけだけど。
このセクションだけでなく、エルフの方々の映像がちらほらあちこちに見受けられた。 黒髪も何人かいたから、エルラダンとエルロヒアもいる? 実はグロールフィンデルも? あー、これまた合間のインタビューで、皮のジャケット着てサークレット外した、 エルロンドが、正にうちのコース・ヘッドで、怖かった。 今にも"Remenber! FDPS students!" と言い出しそうだった。 エルフたちの今生きている時代は、季節に例えるなら秋で、 だから、エルフの衣装は秋をイメージした色が多いのだそうだ。 朱金とか、黄緑色とか。で、アルウェンの真紅(に金の縁取り?)の衣装も、 そのためだそうだ。でも、あの姫様だと、生命力の象徴!みたいに思えるのは、 私だけですか? ともかく灰色がかったようなくすんだ緑が、トールキン・エルフのイメージだったけど。 レゴラスはその名の通り、新緑の若葉色。 彼の場合、黄昏の憂愁とかいうより、寂寞を突き抜けた明るさ、という感じだし。
小道具とかも酷く入念に創りあげているんだなあと思った。 一つの指輪を作ったって子供たちに自慢できる、とか言ってた人が可愛い。 あの指輪、実はかなり大きかったのね、確かにエルフ語書き込むんだから当り前か。 躍る子馬亭のグラスとか、鎖帷子とか(発狂しそうだと思った)、剣とか。 ブルーム氏の弓の稽古シーンがあったけど、素人目にはかなりすごいと思う。 モーテンセン氏はトレイナーに拠ると、今まで教えた中で最高の剣士だとか。 この人はセンスもあるし、努力の人、という気もする。 エルフ語ももっと使いたがったそうだし。 でも、アラゴルンの姿で街に降りていったというのは笑える。 それと、撮影中の誕生日会で(サー・マッケランの?)アラゴルンの姿で、 ケーキ切り分けているのも、ちょっとね・・・ そのこ汚い手でケーキを抑えて・・いや、It's a gift! と受け取るべきですか?
色々な出演者が語りを入れているのだけど、サルマンことリー氏が、 どうにもとくとくと語っているように見えて、微笑ましい。 特にガンダルフやセオデンの発音について講釈垂れいているところとか、 「トールキンはちゃんと発音の仕方に付いても、私たちに教示していってくれたんだよ」 なんて言われても、普通の人はそこまで練習しませんけどねー。 シルマリルにも言及しているし。 私は、ソサエティーメンバーにボロミアの発音を矯正されたけど。 彼の場合元ドラキュラという(私の中の)イメージと、あの低音の美声で、 「(指輪とは)It is magical」とだけいっても、なんとなく重みがあるように思えてしまう。 今日はロンドンで、サイン会をやっているとか・・・残念だ。
"For Tolkien, it is representation of machine. It's something ・・・ takes away your free will." "Can we throw away it? like Frodo?"
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