どうやら、風邪を拗らせてしまったようだ。 気管支が変な音がする。 月曜日は病院に行こう。 本当は先週の月曜日も病院に行く為に、 アポイントを取ろうとして、電話していたのだが、 繋がらなくて、そのうちに寝てしまったのだ。 それを学校で話したら、 「そうやって、手遅れになる人がこの国には、 大勢いるのよね。」と言われた。 やなこというなー!
博物館設立当初のポリシーについての、 短いエッセイを書いていて、日英の比較をしている。 それで、村垣範正の「遣米使日記」の一部を読んでいる。 昔、お庭番については少し調べたことがあるので、ちょっと懐かしい。 お庭番とは。 「暴れん坊将軍」のラストシーンで両脇に侍る男女の従者、あれである。 この人は、お庭番の出世頭の一人で、確か函館の五稜郭の 資料館にいけば写真が飾ってある。 間宮林蔵は、彼の部下だった。
川村修就という、長崎奉行や新潟奉行を歴任したお庭番の 子孫の方に会いに行ったこともある。 忍者好きの友人には、「畳返しに気をつけて」と忠告を受けた。 因みに彼女は、手裏剣も持っているし、 最近、伊賀上野の忍者屋敷にも行ったらしい。 今度、私も連れてけ。
彼は別段手裏剣は使っていなかったらしい。 (忍者とお庭番はちょっと別物だし) ただ、町人に変装する事はあったので、町人差を武器として、 使っていたのだそうな。 刀のことはよくわからないが、脇差よりやや長い小太刀と呼ばれる長さ。 普通の武士は使わないものなのだろう。 それと、見せてもらったのは巾着に入れた鎖。 鎖の先に、分銅がついていて、潜入先の室内で襲われた時などに、 それを振り回して頭を強打したのだそうな。 やっぱり潜入捜査とかしてたのねー、と思うと面白い。
やっぱり、日本と言うと「サムライ」「ニンジャ」「ゲイシャ」 のイメージが未だに強いような気がする。 昨年、芸者の手記か何かが出版されて、結構売れたらしく、 本屋に平積みになっていた。 日本から来た、と言うと 「あー、ワールドカップとゲイシャ」と言われたりする。 その二つを並べて語ることに疑問は覚えないのか? そして最近気になっているのは、大英博物館の解説文の 「Samurai woman」である。 文脈からして武家の女性と言いたいのだろうけど・・・。
なんだか、わけわからないことを長々と書いてしまった。
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