日本ヘラルドが、「社内で行われる試写会に出席し、 字幕についての意見を聞かせて欲しい」と、 現在の字幕改善活動の中心人物を招待した。 結果、 「TTT本編の字幕は、第一部劇場字幕より格段に、 さらに全体としてDVD修正字幕よりも上の水準で出来上がっている」 とのこと。 改善活動を推進されていた方々、お疲れ様でした。
「寝耳に水」発言はどうなるのかとか、気になる点もなくはないが。 これで活動が終了になればいいなと願っている。 誰も、字幕書き取りなど二度とはやりたくはないだろう・・・。 聞くだけで、大変そうだ。
報告を読んでいて、日本ヘラルドの担当者は、 本当に字幕をよくしようという意欲はあったようだ。 しかし、顧客のクレームの窓口さえもないような企業で、 顧客とのコミニュケーション不足が随分とたたったようだ。 公式サイトは、いくら外注でもちゃんとチェックした方がいいですよ・・・。 日本に帰ったときに読んだ「サンデー毎日」のなかの、 「第2部の字幕の体制は万全で・・・。担当者は疲れた顔で・・・。」 というのは、本当の話だったのかなと思う。 (それにしては予告編はなんだったのかな・・・。) それにしても公開前に、(いや、後だと手遅れなんだが) 字幕に関してファンの意見を聞くというのは画期的な気がする。 映画業界に付いては何も知らないけれど。
ジャパンタイムスでも、最近取り上げられていたが、 肝心の映画雑誌では、取り上げられなかったように思う。 それって、どうなんでしょうね。 確か論争初期の頃に、映画雑誌のBBSで業界の人が、 字幕改善運動などやっても無駄、そんな事できるわけがないという かなりネガティブな論調だったし、そういう認識なのかな。 映画評論家による感情的な戸田氏擁護もあったようだし。
ともかく、今回の対応で日本ヘラルドには何をしても耳に入らない、 という焦燥はなくなったと思うので、まずはめでたい。
参考に。
 The long expected...
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