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2004年05月16日(日) 八木さんについての衝撃的事実

おはようございます。
昨日も一昨日もその前の日も、書かなきゃと思いながら寝てしまったるるです。
その間、ゆみなに泣かれたりあゆに叫ばれたりしていたわけですが、
ワタクシもがんばって勉強に励んでおります。
右腕の筋肉が痛くなるほど、書いて書いて書きまくっております。
八木さんの似顔絵を。うそです。
でも、八木さんの鼻毛もあごひげも健在です。

最初の頃は、おもしろがっていたワタクシですが
毎日毎日見ているうちに、ほんとブルーになってきました。
八木さんは悪い人じゃないんですが、おっとりしているというか、のんびりしているというか、見てるとイライラするというか、早い話が何なんだと言うか、めんどくせーよと言うか、まぁ、そういうタイプ。
第一、話をしている間、鼻毛とあごひげが気になって気になって仕方がない。

先日も、やけに神妙な顔で(だけど鼻毛は出ている)、研修中は子供のお稽古の送り迎えができないから困っただの、旦那さんが単身赴任することになりそうだだの、上の子が熱を出しただの言ってきたので、それは研修を続けていく上でさぞかし心配だったり大変だったりするだろうと思い、親身になって聞いてあげていたところ、
「でもね、子供のお稽古は今月はお休みすることにしたの。単身赴任の話もなんとか逃れられたし、上の子の熱も大したことなかったの。」
と鼻毛を出し出し、言いました。



だから、なんなんですか?



とは言いませんでしたけどね。よかったわね、と言いましたけどね。
うるせーんだよ、って感じでございますわ。
それが、幸か不幸か、完全に不幸なんですけど、ヤギとワタクシは途中まで帰りの電車が同じでして、その間ずっとそんな調子なんです。


もう一度言わせていただきますと、うるせーんだよ!って感じでございます。
ワタクシはね、通勤電車の中では本を読みたいんですよ。
これも思わぬ副産物で、読みたいと思いながらなかなか読めないでいた本を読む時間を確保できて、大変喜ばしく思っておりますの。
それなのに、ヤギはどーでもいーことを鼻毛出し出し話し掛けてくる。

くどいようですけど、うるせーんだよ!!って感じでございます。
このヤギ、どういうわけかワタクシになついているようで、金曜の帰りも行きたくもないトイレに寄ってヤギと違う電車で帰ろうと思っていたところ、なんと駅のホームで待っていやがりました。鼻毛出し出し。
しょうがない、一緒の電車に乗ったわけですが運良く座れたので
「座れてよかったね」などと最初こそ話していたのですが、またこの先延々とどーでもいー話を聞かされてはたまらないと思い、文庫本を取り出し
「いま、いいところだから読ませてね」と読み始めました。
すると、ヤギもおとなしくカバンの中からウォークマンを取り出しガチャガチャといじり始めました。
頭だしが上手くいかないのか、ガチャガチャとあっちこっちをいじりまくっていたのですが、ワタクシは
(気にしない、気にしない。見ちゃだめだ。見たら話し掛けられるぞ。)と
本の内容が頭に入らないぐらい必死に念じておりましたが、
ヤギのねっとりとした視線に耐えられず顔をあげると、待っていましたとばかりに
「どうしたのかしら〜。これ、なんにも聞こえないの。子供がいじったのかしら〜。」
と鼻毛出し出し訴えてきました。
見てもどうせわからないので、
「ボリュウムがしぼってあるんじゃない?」
と適当なことを言うと、
「あっ、ほ〜んとだわ〜。ありがと〜〜。」
と鼻毛までクネクネさせて喜んでいました。
ヤギは、どういうわけかクネクネしているのです。
ヤギはご満悦の表情でウォークマンを聞き始めました。
これでようやく落ち着いて読めると、文庫本を広げ読み始めたときです。
ワタクシの視界の端っこの方に、いやぁ〜〜なものが映りました。
ま、まさか、と思ったのですが、そ、それは、、、、



恍惚の表情でウォークマンを聞きながら、あごひげをいじるヤギの姿だったのです!!


ああ、ヤギは知っていたのか!
あのあごに生えた黒々とした1本の長い毛は、ライナスの毛布のごとく、ヤギにとっての「おやすみ枕」もしくは「おしゃぶり」だったのです!

ショック、ショッカー、ショッケストです。









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