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2004年07月15日(木) 思い込み

気がつけば、すでに一週間が過ぎている。完全にイレギュラーな『いれぎゅりゃ!』になりつつある。
こんばんわ。ゆみなです。
え?またおめえかよ。るるはどした。るるは。あたしゃ、るるの日記を読みたいんだよ。と思っている方々、すみません。
当分の間は私とあゆの四十路コンビがお届けすることになるでしょう。
で、るるはどうしたかというと、なんでも今、非常に忙しいらしく、とても『りゃ!』に着手できる状態ではないそうで。


東京は完全に梅雨が明けた。
といっても、とっくに明けていたかのような猛暑続きで、「へ?今頃?」ってな感じだ。
ありゃ絶対に気象庁は梅雨明け宣言するタイミングを逸したね。
宣言といえば、友人の祐馬くんは(元アイドルで、現在はただの太った中年俳優の草川祐馬くんのことである)、ずっと「梅雨入り宣言」というのは、誰かがどっかの山頂あたりで「梅雨入りーーっ!」と大声で叫んでいるのだとばかり思っていたらしい。それもつい最近まで。
バカか!おめえは。
それじゃなにかいっ。「ポツダム宣言」は、どっかの大統領が「ポツダムーーっ!」って叫んでたんかいっ!
まったくあたしゃ友達として恥ずかしかったね。
しかも、それはタクシーの中で言うもんだから、タクシーの運転手さんは運転しながら「クククッ」って笑ってたじゃねえか。
しかし、世の中には勘違いっつーか、思い込みの激しい人ってのはいるもんだ。


友人のケニアは、ダンナに言われたある一言でかなり傷ついた。
ケニア夫婦はお互いに言いたいことを言い合い、したいことをしてきた自由気ままな夫婦だ。
だが根底には相手を思いやる気持ちを忘れることない。常に自然体で生きてきた。


と、ケニアは思っていたのだ。
ところがある日、ダンナさんから
「俺はずーーーっと我慢してきた」と言われたらしい。

ただ「我慢している」だったらまだしも、「ずーーっと」の部分に力が入っていたことが、かなりショックだったようだ。
確かに一緒に暮らしている相手が、ましてやそれが夫であれば直の事、「我慢させてきた」という事実は相当ケニアを滅入らせた。彼女にしてみると、どんな罵声を浴びせられるよりも辛いことだったに違いない。
自分としては、なんでも言い合える仲こそが真の夫婦像と考えていたのだし。

ま、落ち込んだといっても、そのことをヘラヘラ笑いながら私たちに言ってくるのだから、たいしたことではないのだろうけど。

しかし、ケニアよ。
そんなことくらいなんの問題もない。
そんなことでショックを受けていては、この先生きてはいけないぞ。
私を見ろ。
私なんか、ダンナになんと言われたと思う?

なんの時だったか忘れたが、(多分、私の態度だったか失敗だったかフザケぶりだったか思い出せない。あまりにも数が多すぎて)相当我慢できなかったらしく、ダンナはひとこと言い放ったね。












「頼むから死んでくれ」



どうだ。

こんなこと言われてもヘラヘラ笑って生きてる人間だっているのだ。
「ずーーっと我慢してきた」くらい、なんだ。そんなセリフ、屁だ。
今まで我慢してきたならこれからも出来るはずだ。ずっと我慢させてやれ。






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