はなび家の日常

2006年02月26日(日) 区切りの季節

今日野球部のお別れ会がありました。
本当は午前中にお別れ試合があって、午後お別れ会だったんだけれど。午前中の試合は雨のため無期延期となりました。

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昨日は最後の練習。
もちろんいつだって参加してもかまわないんだけれど、メンバーとしては最後。

翌日(今日)はお別れ試合でお父さん(殿)やお母さん(私)がバッターバックスに立つと、君がピッチャーなんだからね。
最近まじめに練習していなかったんだから、今日はしっかり肩を作っておきなさいね。
肩壊しちゃったら、この先どんなスポーツも出来ないよ。

とちょっぴり脅しを入れて昨日は練習に参加させたのだった。

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さて、今日の午後。
たまたま座った席の両隣のお母さんが昨日のお当番さんだったようで。どちらからも「昨日のチビ君、ずいぶんしっかり練習していたよ」とお褒めの言葉をいただいた。
監督、コーチからも「昨日のチビ君は、ずいぶんしっかり投げ込んでましたよ」と同じくお褒めの言葉をいただいた。

やる気十分だったのね。
最後の最後でやる気が出るなんて面白い子だ。


卒業していくメンバーがチビ一人きり と言うこともあって、記念撮影も親子(殿+チビ+私)で撮っていただいたり。
監督・コーチへの花束贈呈も私が介助役で出たりと、大忙し。
卒業生には毎年授与されるトロフィーなんぞもいただいたりしちゃって。

お別れ試合がいつ行われるかわからないので、「暇だったら練習に行く」なんて言っているチビ。
本日にて本当にお役ごめんになったので、肩の力が抜けて楽になったのだろう。
後は邪魔にならないように、お別れ試合が行われるまで、終わったあとも 時々は卒業生として顔を出して遊ばせてもらえばいい。

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思えば。
家の東側にまだ空き地があって 公園と言われていたころ。
殿とチビがキャッチボールをしていたところに現監督が行き会って、スカウトされたのがことの始まりだった。

入部するときには同じ学年の子が一人もいない状況だと言うことは分かっていたので、私は大反対をしたんだけれど。
殿が「俺が付き合うから」の言葉を信じて入部させたのだったっけ。

ふたを開けてみれば。
殿は「疲れたから今日は行かない」から「間が空いてしまって 顔を出すのが気まずい」になって。
コーチに出たのは本当に数えられるほどだった。(予測はついていたけれど)

それでもチビは最初は楽しく練習に参加していた。
始球式もやらせてもらった。

入部をしたのはチビが3年生の1月だったから 今日まで3年と一ヶ月。
実に監督はじめコーチ陣、そして当番のお母さんたちから、いろいろ声をかけていただいた。
こんなにいろんな人に声をかけ目を掛けてもらうということも そうそうないことだろう。
本当に良い経験をさせてもらったと、確かに中だるみもあったし、チビの葛藤もあったけれど、今では入部させてよかったとすら思っている。

こんなところに書いたって、届きゃしないけれど。

監督 コーチの皆様 お母様方
3年間本当にお世話になりました。
たくさん声援を送ってくださってありがとうございました。
本気で叱ってくださってありがとうございました。
キャプテンと言う器ではなかったかもしれないのに、キャプテンキャプテンと立ててくださってありがとうございました。
言葉では言い尽くせないほど ありがとうございました。


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