ペパーミント・アップルミント
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2003年03月08日(土) |
デパ地下、悲喜こもごも(BGM:スピーチ・バルーン 大滝詠一) |
来週の金曜日はホワイトデー。
家人に頼まれて、ホワイトデーのお菓子を物色しに行きました。
まだもう少し日数があるし午前中だったせいか、バレンタインデーの時に比べると全然お客さんが少なかった。
だから余計に、買いに来ている男性が目立ってしまっていました。 この方は「会社で貰った女子社員からの義理チョコのお返しかしら?」とか、この若者三人組は「同じクラスの女の子にもらったのかな?」とあれこれ想像するのは結構楽しかった♪
恥ずかしいくてさっさときめるのかな?と思いながら観察していましたが、これが意外にじっくり選んでいるんですよ。 お店の人に相談もする人もいて、真剣さがひしひしと伝わってきます。
そんなことをすると「怪しい人」になってしまうので、ぐっとこらえましたが。 あれだけいろいろな商品が勢揃いすれば、迷う気持ちもわかります。 でもある程度はパッケージや店の雰囲気などで、想像がつきそうなものでしょうに。 どうみても「本業は和菓子だけど便乗してチョコも作りました!」というコーナーや、「味より値段の安さと量で勝負!」のコーナーで足を止めている男性陣を見ると、「もっと他を探しなさ〜い」と私は視線で訴えるのですが思いは届かなかったようです。
まぁ、本命でなければそういうのもあり、でしょうね。
若者三人組はお菓子売場をなんどもぐるぐる回った挙げ句、辿り着いたのは、何種類ものお菓子がまわっていて自分の好きな物を選んで量って貰うコーナー。 選ぶのに疲れて、自分たちのお楽しみに走ってしまった模様。 楽しいもんね、あれ。
私も小さい頃デパートに行くと必ず、おねだりしていました。 一番のお気に入りは、ゴム製のうす〜い包みに覆われている丸い羊羹。 爪楊枝でぶすっと刺すと、ゴムの薄皮がびろ〜んとむけてくる様子が面白くて大好きでした。 量り売りなのでその羊羹はかなり存在感があり、一回に一個と母に釘を刺されていた記憶があります。
今なら山盛り買うのに。
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