ペパーミント・アップルミント
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2003年03月09日(日) |
「ギルバート・グレイプ」(BGM:ジョニーの子守歌 アリス) |
「ギルバート・グレイプ」 題名は主人公の名前です。 主人公は田舎の食料品店に勤めながら家族を養う青年で、ジョニー・デップが好演していました。
知的障害がある弟役には、レオナルド・ディカプリオ。 最近のディカプリオはぽっちゃりしてなんだかあんまり好きではないのですが、この映画の彼は少年の初々しさがあふれていて清々しい魅力満載でした。
のどかな田園風景と夕焼けの美しさだけでも、見る価値はあり!です。
舗装もされていないまっすぐな道を、キャンピングカーが連なって移動するのを見て大喜びする、ディカプリオ演じるアーニー。 小さい頃から医者に「十歳までもつかどうか・・」と言われたけれど、もうすぐ18歳の誕生日が来る。 そんな弟を背負って歩く、兄のギルバート。
その姿はグレイプ家の、実状をそのまま現しているようでもの悲しい。 父親は7年前に自殺してしまい、残された家族5人の生活は全部ギルバートが背負って立っているから。
「ショコラ」のジョニーも良かったけれど、この映画の方が主人公だけあって見所がたくさんありました。 影がある繊細な青年役がぴったり!
明日はレンタルビデオやさんが、旧作100円の日。 ジョニー・デップの作品を借りるつもり。 なにがいいかなぁ〜、ワクワク。
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