ペパーミント・アップルミント
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2003年06月18日(水) |
みてみぬふり〜(BGM:カルメン77 ピンク・レディー) |
今日はわけあって小さな子供をあやす機会があった。
小さな子供といってもぽにょぽにょの赤ちゃんでなく、ちゃーんと母親と他人を区別することが出来る分別のあるおちびさん。
母親を後追いして泣き叫ぶ子供を抱えて、人気のいない方に足早に走り去る私はどうやっても人攫いっぽい。
おまけにトレーニング中だったので、くたびれたTシャツにジャージ姿。 思いっきり怪しい・・・。
自動販売機の陰に隠れて、カルメンを歌いながらリズムをとって抱っこするんだけど一向に泣き止まない。 半分眠いのもわかるんだけど、粘るんだわ〜。 我が家の三匹のこぶたちゃん達なら、この状態で必殺小刻み抱っこの術を使えば5分で眠りの世界に入っていたのに。
「おぬし、なかなかやるな」と、いきなりカルメン調から子連れ狼風に口調を変えてみても全然ダメ。
それでも30分たとうかいう頃になって、やっと泣き声のパワーもダウンしてきた。 しめた! あと一息だ・・・・と、カルメンからユーモレスクにハミングを変更。
そこへ背後から人の気配が・・・。 振り向けば三人組の(かなり)年配のおば様たち。
おちびちゃんはもう、まぶたがくっつくかくっつかないかの瀬戸際。
やめてちょうだい〜〜!(涙)
おかげさまで(嫌味)思いっきりまた、泣き始めてくれましたよ。 私の汗まみれの30分を返して・・・。
好意でしてくれるのは充分にわかるのですが、こういうとき一番嬉しい態度は「みてみぬふり」。
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