ペパーミント・アップルミント
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2003年09月17日(水) |
どんぶらこっこ、すっこっこ(BGM:さらば キンモクセイ) |
本日は幼稚園のお母様方と、昼食会。 ホテルのランチバイキング。
と、いってもホテルの最上階にあるそのレストランの窓からは、我が家のマンションのベランダが見えるという近さ。 余裕のよっちゃん♪
結構人数が集まって、一クラス十人ずつくらいは来てました。 小さなお子様連れの人もいたけれど、どの子もおとなしく食事していてびっくり。 まぁ、そういうじっとできるタイプの子でなければ、出席しようかな…とも思わないのかもしれませんが。
私の隣に座った女の子も、静か〜に人形などで遊んでいました。 お母さんから料理を少しわけてもらい、小鳥のようについばんでモグモグ。
でもコーヒーとデザートが運ばれる頃になると、さすがに飽きてきたのかぐずぐず言い始めました。 そこでそのSちゃんのお母さんが取り出したのは、カメラ付き携帯。 カシャカシャ写真を撮っては、ケラケラ笑って上機嫌。 お母さん、ナ〜イス♪
ゆっくり談笑していると、Sちゃんがトイレに行きたくなった模様。 そそ…と親子で、立ち去られました。
数分後、二人は帰ってきたもののさっきまでの上機嫌はどこへやら、Sちゃんはシクシク泣いています。 「お手洗いでなにかあったのね」と察しましたが、まわりのみんなも昔の経験からそっと見守ることで暗黙の一致。
いくら抱っこしても泣き止まないので、お母さんもちょっと困り顔。
ひょえ〜〜〜〜! 同じテーブルのメンバー全員の、手と口が十秒静止した。
そのSちゃん、携帯をポケットに入れたお手洗いに行き、便器に携帯を落っことしてしまったらしい。 そこまでならよくある笑い話。
ついいつもの習慣で、Sちゃんは洗浄のレバーをひいてしまったらしい。
お母さんはなおも寂しそうに続ける…。 「まさかあんなものが、流れていってしまうなんてね…」
そうよね〜、データもアドレスも何もかもが消えてしまったんだもんね。
なんとかこの場の雰囲気を繕おうと努力した私。 「大丈夫よ〜!会社を変えて新規契約すれば、まだまだ0円とか1円のとかがあるよ〜」と、わけのわからないことをまくしたててました。
携帯の、ご冥福をお祈りいたします。
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