いつものようにバイトの後ガストにいたら、マーシーに一通のメールが入ってきた。
「何これ!?ぜってぇ俺の弟バグっとる!!」
メールの内容はこうだ。
『お兄ちゃん今日はスピード出さずに安全運転で帰ってきてね。
嫌な予感がするから』
今までこんなメールを一度も送ってきたことがないらしく、マーシーも気持ち悪がった。
慌てて弟に電話
「ちょー圭ちゃん(弟)どうした?」
「さっき寝ようとしたら、お兄ちゃんの声で
『圭ちゃん!!圭ちゃん!!』
って呼ばれて返事したらいなくて、車見たらまだ家になかったから、なんかあったのかと思って…」
「いや、大丈夫だから」
「それに最近運転調子乗ってるから」
「おめぇに言われたくねぇよ!!」
でも信じる信じないは置いといて、やっぱりそんな事言われたら気持ちが悪い。
マーシーは意外にオバケに弱く、不安な顔をしていたので、しかたなく明るくなるまでガストにいることになった。
まぁ俺もそれでつっぱねて帰れって言って、なんかあったら調子悪いしな。
結局明け方にはそのことはスッカリ忘れ、笑顔で帰っていった。
なんか嫌な予感がした…
家に着いて寝ようとしたら、俺にメールがきた。
まさか!?
「無事家に着いたダッチャ♪」
ダッチャて…
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