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2002年08月08日(木) サンタフェ アルバカーキ― =Santa Fe and Albuquerque, NM=

08:15 Taos depature
08:30 Arrived at Taos Pueblo villege state 68
09:45 Departed at Taos Pueblo villege state 68
11:20 Arrived at Santa Fe state 68/us 84
11:30 Georgia O'Keeffe Museum ジョジア オキーフ美術館見学
12:30 Moving to Plaza サンタフェの中心地まで移動
16:15 Leaving for Albuquerque, NM state 599/I-25
17:30 Arrived at Albuquerque, NM

プエブロインディアン(この言い方は、あまり好きではない。なぜなら、彼らは、彼らのことをそう読んでいないから。。。スペイン人が侵略してそう名づけただけだから。)の村の見学をした。

ここにも、文明と経済が入り込んでいる。
それ自体は、悪いことではない。
しかし、教会というのは、いただけないと思う。
なぜなら、欧州人(白人)は、キリスト教のもとに虐奪および殺戮を繰り返してきているからだ。
十字軍を見てみろ。イスラム教徒から侵略していない。
そう、イスラム教徒もイベリア半島に攻撃をしている。
しかし、キリスト教以外は、異端というとてつもない考え方をしていることは、
間違えでは無いはずだ。

村の真中を小川が流れ、キリスト教会が広場に面している。
入場料は、一人8ドルこれは、団体扱いしていただいた結果である。
通常は、一人10ドルだから、2ドル安いのだ。
聞いたところによると、案内をしていただける方は、
ボランティアなので、後で、心付けを渡さなければいけないと思う。

それが、問題だよね。
自分もチップで仕事をしているから、分かるけど、
ボランティアというと、所得税控除に限りなく近い収入なんだよ。
だから、時給で生活しているというよりも、
チップで生活しているという方が正しい。
だから、入場料をおまけしてもらった分、
その分は、心付けにまわすのが正しいと思う。
どうせ、その2ドルは、入場料として支払うつもりだったんだから。。。

今でも、こちらに住んでいる人は、日本は豊かな国と思っている。
で、なんで、一人1ドルのチップしかくれないの?
ラテン系の人だって一人3ドル払うのに・・・

これは、普通の質問だよね。
ラテン系、つまり南アメリカ人は、スペイン文化を受けているから
チップという感覚が日常生活にある。
だけど、日本人には、ないな〜〜。
この辺は、日本人は、まだまだ勉強必要だよね。
日本人のいいところを残して、世界的な感覚と習慣を身につければいいね。

村の案内が終わるとき、こんな説明があった。
この村の35キロメートル山の方にこの川の源があり、それは、聖なる湖でした。
しかし、最初のルーズベルト大統領が自然を愛した時、
国立公園作りが盛んになり、その湖を国立公園に指定されました。
もちろん、反対したそうですが。。

しかし、あの悪名高きウォーターゲート事件のニクソン大統領が、
そのプエブロインディアンの要求を認めて湖を部族に返還したそうだ。
あの自分のことしか考えていないと思われていた大統領が
そんな大切なことをしていたとは、夢にも思わなかった。
悪い人間でも、いいところもあるんだな。
なんだか、鬼平犯科帳みたいだな(笑)

村の人は、とても素朴な人々だったはずであるが、
それでも、経済が先行する現代社会では、芸術品を売らなければ生活できないのは
とても悲しいことである。
村の家がお店代わりになっているところがある。
そこに、寄ってみた。

wanted! Christpher Colombusと書いてあるポスターがあった。

これは、その通りだよね。1492年以降、ヨーロッパ人のしたことを考えれば…

田舎の道を南に進む。
道の横には、川が流れている。
カヌーをしている人達がいる。
このカヌーだって、先住民の言葉だ。

気持ちよさそうだな。とみんなで言い合った。

タオスから、サンタフェに向う道には、
十字架がいくつもたっていた。
事故で亡くなった人達がいるんだと思った。
かなりの数だね。

サンタフェに着き、よめさんが興味ある
Georgia O'Keeffe Museum ジョジア オキーフ美術館を見学した。
学生は、無料だ。英語の学生証明書を用意した方がいいね。

この人は、全く知らなかった。
と、いうよりもよめさんと知り合ってから、
美術館に行くようになった。
これが、三回目位である。

でも、このGeorgia O'Keeffeという人は、いろんな描き方をする人だ。

クレヨン(パステル)、水彩画、油絵、エンピツのみ。
それも、時代に関係なくどれでも使う。
一番気に入った絵は、油絵で、外から見た家に一枚の葉っぱをあしらった絵だ。
正面から見たり、斜めから見たりしていたが、飽きない作品だった。

屋台のgyros ジロス を食べてから、約四時間の自由行動。

露天がプラザの周りに集まっている。
だけど、先住民かメキシコ系か、顔をみているだけでは、分からない。
できれば、先住民から買い物をしたい。
商店は、白人のみ。

プラザの露天商の周りは、お昼頃には込んでいたが、午後三時過ぎになると空き始めた。
日本の中学生か高校生かが、短期留学に来ているのだろう。
プラザの周りを歩いているのを見かけた。

旅行案内書に出ている北米一古い家や教会は、見なかった。
だって、それは、白人からみた歴史だから。

かなり積極的に歩いた。タオスの街よりも面白いからだろう。

約束の時間にみんなと会って、少し早いが、Albuquerque行きを提案した。

二車線のI-25を南に下る。
久々の州間高速道路を走る。やっぱり、走り易い。

Albuquerqueに着いて、すぐにold townに歩いて出掛けるが、
17:30を過ぎているのでお店は、ほとんど閉まっている。
全体的には、8ブロック程の小さな地域のことを old townと呼んでいるようだ。

でも、開いているお店は、白人経営のお店ばかり。
ほかのお店が開いていても、同じような感じだっただろうな。
アメリカは、行くところ、行くところ同じモノしかなくなっちゃうよ。

教会のそばに、露天がある。そこには、先住民が細々と道に商品を置いてを商いをしている。
観光客は、相変わらず白人が多い。

そういえば、今回は、綺麗な夕陽をみていないな。
星空も見ていない。

夜は、なんとフランス料理を食べた。
街の外れにある、なんとも小さいお店だった。
なかなか美味しい。
前菜は、盛り合わせ。
チーズに、パテなどが、新鮮に感じた。
サラダを頂き、
クレープ包みの鮭、キノコ、野菜(ラタトーュ)を一つづつ注文した。

残念なことに、甘いものまで辿り着けなかった。

妹が、運転しているお礼といって、ご馳走してくれた。

行程もあと二日残すのみとなっていた

この日の写真集

明日は、 White Sands National Monument ホワイトサンズ国定公園です。


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