ねぎぼう業務日報

2003年02月28日(金) 食物連鎖になってない

NHKの「ひるどき日本列島」でニホンカモシカが出てきたときに、
以前ラジオで聞いた、「ニホンカモシカは天然記念物であるが、
増えすぎを防止する間引き目的でのみ、狩をして、食しても
よい。なお肉はとても美味らしい」という話を思い出しました。

ニホンカモシカは時に木の皮を食い荒らしたり、人里に
降りては畑の作物を食い荒らすので、間引きが必要らしいです。

ただその話はよくよく考えてみると、
「食物連鎖から考えると、カモシカを捕食する動物がいるはず
なのに、なぜ人間が間引きをしないといけないのだろう」
と思いました。
するととんでもない事実が浮かんできたのです。
日本では本来ニホンオオカミが大型草食動物の捕食だったはず、
ニホンオオカミは絶滅したはずなので、もはやこれらを
捕食する動物はいないはず。ということは人間がニホンオオカミ
の役をしているということ?
そう、日本ではオオカミの絶滅により、食物連鎖に致命的な
くらいの状態になってしまってたのです。

これって、かなりやばかったことかも・・・


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