さっきまで、日記のネタだ!!と思って喜んでいた事があった気がするのだが思い出せない。ヤバいよ(汗)。
思い出せないので別の話し。
ナンシー関さんが39歳の若さで亡くなった。彼女の消しゴム版画も、悪意にはならずに、けれどちょっと意地悪な鋭い視線のコラムも大好きだった。 ナンシーさんの文章には客観性があった。同じような辛口エッセイを書く人は沢山いるが、ただの感情的な悪口になっているものも多い。個人のWeb日記じゃならいざ知らず(さり気なく言い訳)、文章でお金を貰っているのは本当なのかと首を傾げたくなるようなものも多い。 自分はここにいて、自分の目線ではこう見えますよ、と言う事を、下駄を履かせずに鋭く表現するのはとても難しいと思う。どんなに良いカメラを構えても、高すぎる三脚の上に乗せては自分の目で景色を写し取る事は出来ない。 毎週買っている週刊文春だが、わくわくしながら開くページが一つ減った。 ナンシーさんの代わりになるような才能はそう多くはないだろう。
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