2002年07月07日(日) |
グランド・ショー「ON THE 5th」にまでいかない。 |
とりあえず覚書。七夕だったね。私にとっても一年ぶりくらいなので七夕っぽい なんと今日は2回連続みました。 午後の部はサヨナラショー付きです。絵麻緒さんファンごめん。 でも私もナルちゃんみたかったの。
まだ途中。ショーの内容に触れられない!! 早くナルちゃんの素晴らしい燕尾の話書きたいのに・・・ その前に前楽の話。
前楽の組長・飛鳥裕さんの挨拶 とても真心がこもっていてこちらももらい泣き。 絵麻緒さんと紺野さんはトップ披露でありながらサヨナラ公演。ということでまだもっとこのコンビを見ていたかったことや 退団していく成瀬さん他の生徒さんたちのことを語る。 一番印象的だったのは、見送る生徒たちの涙と対照的な退団者たちの輝くような笑顔について 飛鳥さんがおっしゃるとおりに、何度か千秋楽のサヨナラショーを見て、そのあとのサヨナラの挨拶も目にしていますが 皆さん、本当に笑顔で輝いている。キレイで幸せに満ちている。 飛鳥さんは見送った生徒さんに尋ねたことがあるそうです。 それは「幸せだから」という。舞台で充実した日々を送り、たくさんの仲間やスタッフ、ファンの人の思いに支えられて袴姿で挨拶する時に幸福感で包まれるそうなのだ。 なんとなく解る気もします。私も自分が仕事場を辞めると時より、辞める人を見送る時のほうがずっと寂しかった。 (もちろんそれなりに充実して、仲間と仕事をした!という充実感がなかったらそうはならないけど) 自分で退団を決めて、それに向かってまっしぐらになったら、毎日がきっとそれまで体験したことないくらい集中できるんじゃないだろうか。 分析なんてしてもつまんないけど、ちょっと書いてしまう。 新しい世界に踏み出す期待と不安もあり、惜しんでくれる仲間やファンの人達の気持はどんどんボルテージを増すし、常に意識せずにはいられないだろう。精神的なギリギリ感覚は自らと周囲の協力によってとどまるところ知らずだ。 そんあわけで退団する生徒さんたちの精神を自然に幸福感に導いてくれるんじゃないかな? セロトニンがいっぱい出てしまう。 もちろん本当にそこで頑張った!という記憶がないとそこまでに導かれはしないだろう。 (でもきっと音楽学校から劇団に入り、その人その人なりに努力していたらなるはず)
さらにファンにとっては・・・ 青田買いまでいかなくても、数年にまたがり贔屓にして、応援している生徒さんが退団すること。 東西の大劇場での観劇だけでなく、地方公演やバウホール。そのチケット取りや入りと出の並び、お茶会など コアな宝塚ファンにはやることが沢山たくさんある。体がいくつあっても足りないんじゃないかと思う。 それだけ全部やった!といえるファンで、応援していた生徒さんが退団となったら本当に燃え尽きそうな気がする。
そんな状況で私のようなつまみ食いファンですら、その余波にあたってものすご〜くセンチメンタルになってしまうのですから。 本当に私は中途半端なというかパートタイムファンなのでよかった。と思える。 涼風真世さんは彼女の存在を知って1年足らずで退団だったし、安寿ミラさん、森奈みはるさん時も「なんとなく好きだな〜やっぱりいいかも!」とか思ったころには退団でした。 上記の方々はいずれも既にトップに就任していたしね。 そんなわけで今回の成瀬さんをもコアにずっと追いかけていたらかなり堪えていただろう。 どうなっていたか想像するだに恐ろしい。涼風さんのとき、退団をしってショックのせいか1か月顔面神経痛が治らなかった前歴ありだし・・。 でも私には他にも熱中しているものがあって、集中できなかったのがケガの巧妙かもしれない。 よかった。やっぱりポートフォリオは大事ですね。 雪組に移ってから、ろくに彼女の舞台を見ていなくて、専科に移ったときもびっくりしたけどこんな風になるとは思わなくて 今となれば、どうして今年の六月なんだろうとか恨み事もいいたくなったり、自分のダメさ加減に後悔もしましたが これが私に与えられた状況だし、これ以上の無理は出来ないのだからよかったのだと思わないと。 あと少しだけ私にも時間が与えられたので、できるだけ頑張って見ようと思います。
メモ:成瀬さんの燕尾服が素晴らしい!! 女性の指揮者だったり、ニューヨークのことがあったり エンディングが変わっていたりした。 チケットがペラペラでびっくりした。
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