だから猫が飼いたいのに・・

2004年03月19日(金) 読書「鉄槌」・・・を読みました。裁判とは。

 いしかわじゅん著 角川文庫

実はいしかわじゅんさんの漫画を読んだことは無い。
雑誌に載っていたのを目にしたことはあるかもしれないけど、
購入したり、「読むぞ!」と意気込んだ事は無いです。
しかし、テレビに出演されている姿を見たばかりで、印象に残っていたのと
この本が裁判の事扱っていて、今私は裁判の事をを知りたいと思っていたので
ちょうど良いと思い手に取りました。

その結果・・・
�〆枷修砲呂任�るだけ一生関わりをもたない方が良い。
��権威のある職についている人だからといって信用しない(これは何度目かになる認識改め)
��上と同じことだけど、専門家だからといって、自分の疑問など遠慮しない。
�た佑麓�分を守る為なら、平気で嘘をつく(これも何度目かになる認識改め)
�ゾ紊諒霧�地で、人は事実を確認しようとせず、自分の信じたいことだけを信じる。
�μ瓜�訴訟では、裁判費用は自分もち。(裁判に勝ったとしても負けた側から裁判費用を取れない)

という事が勉強できました。すごく為になるぅ〜。

とにかく、この本の内容が真実だとしたら(多分ほとんど真実なのでしょう、この書き方については後記します。)
世の中の杜撰さ、信用できるものの少なさに愕然とします。

事件の発端は仲間たちとスキー旅行にいったいしかわさんが、仲間の車の故障のために
帰路は旅行会社のバスを使うことになったのですけど、途中の停留所で、トイレ休憩に出たら
バスに置き去りにされた。なんとか置き去りにしたバスに戻りはしたものの、運転手も添乗員も
謝罪がなかった事を疑問(怒り)に思い、いしかわさんはその件を当時もっていた連載漫画に書いたところ、
名誉毀損で旅行会社から訴えられる。そして戦う決意をしたいしかわさんの勝利をおさめるまでの
お話とかその後とかなのですが・・・

とにかく人生には何が待ち受けているかわからない。
些細な不幸が重なって、とんでもない大事になってしまったんだなあ、と思いました。
人生ってそんなものなのかも。
自分がこうして、ごく平凡な日常を送れているのは、本当にありがたいのだと。

私も旅行会社のバスツアーに参加した事あるし、家族でもよく利用する者がいるけど
そんなとんでもない目にあったことはないのだから。
でもこの事件は平成元年だから、ひょっとしてこれ以降、改善されたのかもしれないし・・。
そしたらいしかわさんに感謝しなくては行けないだろうね。

でも、去年ヨーロッパツアーに申し込んだ時に、旅行会社のミスというかいい加減さで
イヤな目にはあっている。ホームページだったか、知らせられた旅行会社のFAX番号が
記載ミスで、私の友人は無関係な一般市民の自宅に、パスポートの情報をFAXしてしまった
事が合ったのでした。でも一切謝らなかったんですよ。
個人情報の最たるものじゃないですか、顔写真までついてるのに、それを知らない人の家に
流しちゃうなんて最悪!。たまたまその送りつけられた家の人が親切な人だったから
「間違っていますよ」と返信くれたので、よかったですけどね。
旅行行く前からケチついていたので、かなり警戒していきましたが、
添乗員さんはしっかりしているので、旅行は何事もなく終わりましたが・・
(旅行会社のホームページ作ってる人と対応した人がまずいだけで、添乗員さんには関係ないからね)

有名な名のとおった旅行会社だから、そういう抜かりはあるはずないだろう・・と思うのが間違いなのね。
人間がやってるんだから、間違うのよ。そして自分の会社のミスだけど、自分がしたわけじゃないから
私は関係ないのよ。としらんぷりするような社員を雇ってしまうのも、会社の不幸なのかもしれない。
そういう意味では、訴えられた旅行会社の社長も、雪の中乗客を置き去りにして、罪の意識もない
人を雇ってしまったという不幸もあるかもしれないね。

でも旅行会社社長の一番の過ちは、いしかわさんという人を見損なっていたことなのだろうなあ。
きっと漫画も読まないんだろうし、漫画家という職業もしらないんだと思われる。
たかが・・と相手を侮ってしまったために強気に出た結果が敗訴というわけですね。
この考え方は、本文でいしかわさん自身が触れているのですが、とっても納得できます。
高いところからいつも見下ろしていると、世事に疎くなるということですかね。
でもそんな人が社長をしているのって怖い。(でも多そうだ)

事件当時は平成元年です。
いしかわさんが、漫画家で多数の人が読む漫画雑誌に、世間に自分の身に起きたことを知らせることの
できる立場だったから、旅行会社名指しで、批難したから裁判になったのだけど、
現在ならインターネットがあるから、一般市民も対岸の火事とはいっていられない話だと思う。
要注意な話なのである。

長いので続く


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