最近、不思議というかすごいな〜と思うことがよくある。そのうちの1つとして、人の成長についてなのですが周囲のお子さん子どもが大きくなっていくのを自分が年を取るのとあわせて、常にサプライズではあるのですがそうした当たり前のことではなく、大人の成長についてです。
人はなかなか変わらない〜と普段は考えています。 三つ子の魂百までも〜といいますし、長い付き合いの家族や友人など、とくに「変わった!」と思うことはありません。 私自身は結構、変わっているようですが・・それはおいておいて。 (気分屋でマイペースだから時と場所と人によって変化するのは自覚しています。)
中年以上の男性の仕事の仕方とか意識が変わることってあまりないと思っていました。 あまり細かく書くのは憚られるのですが、恐ろしく仕事が出来ない、性格もあまり褒められる点がない、 当然周囲から蔑まれて、放置されている、そんな人物。 そんな人はずっとそのまんまで、良くなることはないだろうと決め付けていました。
でも、今、総合的に見て、かつて私が「ダメだ」と思っていた人物は、「やや良い」に変化した。 それは、周囲の評判や状況からしても、正しい評価だと思います。
感慨深いです。 なぜなら、そのダメな中年男性と私は、長い間、かなりある意味、戦ってきたからです。 私の仕事上で、全く関りがないのなら、放置してもよかったのですが その男性の「ダメ」をほっておくと、私にまで危害が及ぶから仕方なかったのです。
そしておよそ10年間、ダメだしをしつづけました。 同じことを何度も、繰り返し言い聞かせました。 最初は「北風と太陽」でいうのなら、北風ビュビューでした。言葉のムチといってもいいくらいの厳しさでした。 しかし、やはり全く効果はありませんでした。やがてこちらが疲れてきたのと身体を壊したのでいろいろ考えてなんとなく 「太陽作戦」に打って出ました。北風もたまには吹かせるけど、その後に太陽のように、褒めたりするのです。
するとその甲斐あってか、彼はあきらかに良くなりました。 完全にダメがなくなったわけではないのですが、許せる範囲にはなりました。 驚きです!!
そして、面白いというか、おかしな点があるのですが 彼は、私が長年言って聞かせた「ルール」をいつの間にか自分のものにしているのです。 前にも書いたかもしれないのですが、自転車乗れなかった人が、乗ってしまえば乗れてなかったときの事を忘れてしまったように。 「自分は最初からそうしていた」と豪語するのです。
・・・OK、結果オーライです。 たまに、そんな発言をすると唖然としますが、出来ないままでいられるよりずっといいのでOKです。 でも、それは1人や2人ではない。中年男性の数人がそんな感じ・・w 学歴も職歴も年齢も別です。 捉えた野生動物が最初は暴れしていたのに、動物園の暮らしになれたらあっという間に順応していき そこから出て行くことなどありえない〜そんな気もします。と書いたらひどいかな。
個人差はあるけれど、人は毎日のように言い聞かされていたら考えが染まる場合がある。 でも、これって洗脳?w だから、付き合う人は選ばなくてはならないと思います。
続く
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