2007年03月30日(金) |
読みました。あっという間に!>昨日の続き |
昨夜、帰宅してから気がつけば爆睡、そして夜半に目が覚めて せっかくだからと続きを読みましたら、最後までよめてしまいました。 面白かったvvv それにしても、本日はもう一度4時ごろに目が覚めたのだけど、嵐のような気配でした。
妖怪ものは、好きですね。 子どもの頃から「鬼太郎」とかいろんなアニメなどで親しみがあったし不思議な物語が好きでしたから。 大人になっても、その傾向はかわらずで、最近なら「百鬼夜行抄」、ひかわきょうこさんの「お伽もよう綾にしき」等のマンガもしっかり読んでいます。 こういう物語はちょっとヒヤリっとする部分があって、夜とか見るのは怖いものも多いのですが「しゃばけ」は大丈夫かな。
若だんなを守っている妖が時々、彼らの本性を見せてしまうところや妖ならではの感覚のズレもいいし、 何より、目的を達成するのには、手段を選ばないところがいいのです。 若だんなさえいればそれでいい〜んですよ、この妖らは。 若だんな以外に対する冷たさとか読んでると、わかっているけどやめられない麻薬的よさがあります。 私はこういうキャラクターに滅法弱いのです。やられたよ〜〜。
でも、古今東西、こうした人でないものが、ただ一人の人に人に愛着を向ける話は幾多もあるのできっと誰もが好きなのだと思います。 でも、その愛着はちょっと迷惑なくらいなので、あくまでフィクションの世界でですが・・・
若だんなの自分の境遇に対するもどかしさは、私もよくわかります。 若いだんなが、もっといろんなことをしていたいのに、眠ってしまう、寝込んでしまう。 本当に切ないです。でも、本にも書いているとおり、それで何がしかのバランスが取れているのでしょう。 私自身もそう感じています。 私の体がもっと丈夫だったら・・確かに、恐ろしいことになっていたと思います;;
若だんなの幼馴染の栄吉の仕事は、いずれ菓子作りが上手くなったら、それを手放さない布石だったらいいなあと思いながら読んでいました。 何でもすぐに上達する人は、すぐに他に目移りするけど、不器用で地道に積み上げてモノになった技術は簡単には手放さないというのはよくあることだからです。 この先、栄吉は餡作りがうまくなるのかも楽しみです。
続きものにするつもりがなかったのかしら?全ての謎が解けてしまいました。 続きがあるから、妖の派遣された経緯とかは書かれないと思っていたわ。 でも、1巻ですっきり、いろいろわかります。
全て江戸時代の単位とか小物で表現されているので ときどきわからないのですが、とりあえずとばしてしまいます。 講談社の児童文学全集なら、ここで図と説明が上部に載ったりしますね。 「ぼてふり」はぼて‐ふり【棒手振り】 《「ぼうてふり」の音変化》魚・青物などを、てんびん棒でかついで売り歩くこと。また、その人。棒商い。振り売り。ぼていふり。 yahoo辞書でしらべる、風情のなさですみません。
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