近所に子犬を飼い始めた家があります。 「わんわん物語」に出てくるトランプって犬によく似た たれ耳で、ちょっとノラ犬っぽい(←失礼な表現)顔立ち。
たまに前を通ると「わんわんわんわんっ」と、 小さい体に似合わない大声で、吠え立てられます。
『はいはい、お仕事ご苦労さん』
番犬は吠えるのがお仕事。偉い偉い。
しばらくしたある日、前を通っても知らん顔。 『お、私のこと覚えてくれたのかな』と思っていたけど、 今日通ったら、また吠えられた。 彼の吠える基準ってなんなんだろう…。 気分か? それとも飼い主がこっそり見ているときだけ、 はりきっているのか? 人間と同じく、サボり方を覚えたんだろうか…。 そうやって大人になっていくのね、みんな。
犬といえば、小学生の頃、 学校の近くに大きな犬がいて、吠えられると怖かったので、 給食に出たチーズをこっそり持ち帰り、 唾をつけて食べさせ、馴らした経験あり。 自分の匂いを覚えさせる、1つの手らしいですね、これ。 (↑ムツゴロウさんっぽい…) おかげで近づいても吠えず、尻尾を振るようになりました。
さすがに今、近所の犬にこれはできない…。 「変なもの食べさせないでください!」って、 怒られるよね、絶対。
猫や犬が虐待される事件もあるから、飼い主も警戒しているだろうし、 猫エイズが流行ってから、放し飼いみたいな飼いかたも無くなって、 あんまり、他所の家のペットに触ることもなくなったなあ…。
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