何回か会ったお見合い相手のTさんから、 ドライブのお誘いメールが来てました。 返事を渋っていたら電話がかかってきて、断わりきれずに行くことに。 「私、車に弱いから山道は苦手です」と、言っておいたのに、 行き先は某山のロープウェー…やっぱり酔いました。
くねくね曲がる山道は遠心力を伴って、 私の弱い三半規管を刺激しまくり。 運転の上手い人(カッコつけ運転をしない人:彼)の車では 大丈夫なんだけど、Tさんの運転は私に合わないらしい。 吐くまではいかなくても、かなり気分悪くなって、 最初はそれでも気を使って話をしていたけど、 段々と無言…(遠くを眺めて話す気力無し) おまけにロープウェーも風で揺れて最悪。 Tさんは、一度も乗り物酔いをしたことが無い人らしい。 だから、わからないよね、乗り物酔いの辛さを。
昼食を食べる気が無かったけど、空腹だと更に悪いので、 仕方なくソバを食べる(消化悪いんだよね…) Tさんは親子丼+ソバ。 「運転するとお腹が空くんだよね」 ずっと座ったままなのに、お腹空くものなの?? 「お土産でも見ていきましょうか」なんて言っていたので安心したのに、 結局はそれもせず、食後すぐに出発するし…またもや吐き気との戦い。 こっそりパンツのベルトを緩めたり、意味も無く腕をさすって耐えていたら、 「寒いですか?クーラー切りましょうか?」とか、 「お茶ありますよ」(←自宅から持参)と見当違いの気遣い。 「ちょっと酔っちゃって…」と言ったら、 「山道はやっぱりダメですね。じゃあ、今度は別のところがいいですね」 「……」 長時間無言してたから、嫌われただろうなあと思っていたのに、 今度を考えていたんですか、Tさん…。 悪い人じゃないんだけど、運転は私には全く合いません。
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