たまたま日記
●たまたま日記●
たまにしか会えない彼、たまにやるチャット
たまにやる競馬…そんな、たまたまな日と普通な日常。

2003年02月16日(日) 何故泣くの。

昨日、彼と映画を観に行った後、
ちょっとドライブして、また駅近くの居酒屋で夕飯。

彼は楽しそうに自分の話をしていて(←元カノの話なんかも)
私はほとんど話すこともなく、聞き役に徹していた。
そしてポツポツと私が話している途中に、
時計をチラと見た彼が「時間だから帰ろうか」って…。
確かに電車の時間が近づいていたけど、
まだ、話の途中だったのに。

私はカチンときて「ええ、もう帰るわよ」と、
勢いよく席を立って、お金を払ってエレベーターに乗り込んだ。
慌てた彼が「どうしたんだよ」って追っかけてきたけど、
もう頭にきて、また泣けてきて。
「人が話をしてる途中なのに、帰ろうは無いでしょ。帰るわよ」
「どうしたの、急に」
彼は全く理由がわかっていない。
「だって…私の話聞きたくないんでしょ?もう、帰るよ」
「わかった、わかった。話聞くから、もう少しいようよ」
今更、遅いっちゅうの…。
「話聞くからって…じゃあ、今まで私の話、聞いてなかったんでしょ?」
「なみだって、俺の話半分ぐらいしか聞いてなかったんだろう?」
「ちゃんと聞いてたじゃない」
自分がそうだからって、人もそうだなんて思うなよ!って、また泣けて。

引っ込みもつかないし、駅まで歩こうとする私を引き止めて、
手を握って逆方向に引っ張っていく彼。
「泣くなよ。そういうのやめたほうがいいって」
人の言うこと聞いてくれないんだから、
もう無言の抵抗しかないじゃない。

寒い中、歩き回っているうちに段々気持ちも治まってきて、
結局はごめんねと謝ってしまう私。

それにしても、今まで男の人の前で泣いたことなんてなかったのに、
彼の前では泣き癖がついてしまったみたい。
泣くほどのことじゃないのに、会えて嬉しいはずなのに、
なんで泣いてしまうんだろう。
たまにしか会えないから、どこかでいい人を演じて、
ムリしているところがあるのかもしれない。

別れ際に「今日は会ってくれてありがとう」って言ったら、
「だから、会ってやったんじゃなくて、俺が会いたかったからでしょ?」と
訂正され「また会おうね」って言ってくれた。

でも彼は、自分の自己満足のために会ってるんじゃないかな…。
そんな風に、素直になれない自分が嫌だ。


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