*蒼天おぼえがき*


2008年01月19日(土) たこ焼き、そこそこ得意です。
ホームパーティ用のたこ焼き機でたこ焼きをひっくり返す、
そこそこ得意です(そこそこって・・・/苦笑)。

ということで、友人宅へ遊びに行ったところ、たこ焼きLunchで嬉々としてたこ焼きをひっくり返し食して参りました。友人宅の生後半年ほどになる愛息がまた可愛くて可愛くて、友人宅は居心地がよくて、思わず長居。いやー、いいわー、家族って♪(癒)。


■読んだもの


『もろこし銀侠伝』(秋梨惟喬/東京創元社ミステリ・フロンティア)
黄帝が、世が乱れ世界が滅ぶことを防ぐためにつくった仕組み。それは表に破邪の符を掘り込んだ銀製一枚板・銀牌。これを武勇・智略にすぐれた者にたくし、世界が滅ぶことがないよう見守らせること。銀牌は血筋や星の巡りで手にできる代物ではなく引き継がれてゆく。「殺三狼(しゃさんろう)」「北斗南斗(ほくとなんと)」「雷公撃(らいこうげき)」「悪銭滅身(あくせんめっしん)」 の四編が収録されて短編集。それぞれのお話で銀牌の所有者は異なる。
「殺三狼(しゃさんろう)」「北斗南斗(ほくとなんと)」に銀牌を引き継ぐ前の蒲公英が登場しているが、彼女は後に銀牌女侠・蒲公英と呼ばれる人物。元から明にかけて人気があった小説・芝居の主人公という中国にもともとあったお話の人物であるようだが、蒙古族や女真族であっても正しき者には力を貸すような人物設定だったようで、中国共産党での評価が低く、日本でもほとんど紹介されてこなかったとのこと(作者あとがきより)。試しに検索してみたところ、確かにほとんどhitせず。とても惹かれる人物なのに、なんだかもったいない・・・。





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ひなた [MAIL] [HOMEPAGE]