新型インフルエンザ、どうなんでしょう。本当に大流行するのでしょうか。
「チクっとしますよー」と言われながらした注射、なんか腫れてるんですけど、インフルエンザ予防接種でここまで腫れたのは初めてです(^^;
■読んだもの

『草莽枯れ行く』(北方謙三/集英社文庫)
文庫化されてすぐに購入した覚えがあるので…かれこれ6年ほど積読…(汗)<奥付2002年5月
ようやく読みました!本文694ページ。若干、大河ドラマ「篤姫」の影響あり。
赤報隊・相楽総三(※)が、清水の次郎長、新門辰五郎(*)、土方歳三、勝海舟、山岡鉄船、坂本龍馬、西郷隆盛といった面々と交流があったとする幕末舞台のお話。薩摩の益満休之助、伊牟田尚平といった名ははじめて目にしました。(※「るろうに剣心」ではじめて知った口。*暴れん坊将軍に登場するめ組の辰五郎とは別人だそうで)
第二章途中あたりまでは、坦々とした感じの進みに慣れなかったものの、途中から逆にその坦々としていながら静かに語られる登場人物それぞれの想いとか、時代の流れとかに、一気にはまりこんだ感じ。とは言え、めずらしく読了まで2週間くらいかかりました。フィクション(?)なのに、時代の変わり目を登場人物と一緒に走り抜けたような脱力感というか、徳川時代、終わったな…な、読了感。ちなみに、天璋院(篤姫)は一切登場しませんでした。