お酒が適量だったのか?少人数で逆に話しやすかったのか?みんなでいろいろと話せました。出席できなかったメンバーの近況を聞いたり、時事ネタについて話したり、自分の親が年取ったなあと語り合ったり…なんだか、年相応な会話というか、高校時代には思いもよらなかった話を高校メンバーとしているという不思議さ。卒業してからずいぶんとそれぞれに生きてきたんだなぁと、しみじみ。
■読んだもの

『きのうの世界』(恩田陸/講談社)
キーワードになりそうなところを上げてみると、共同体、バランス、失踪、伝承、水、そして、風が吹くと桶屋が儲かる。恩田さん、久々の長編。結構ページ数があり、通勤中の腕が疲れました(苦笑)。
ほんの少し。ほんの少しのところで、人々は精神と生活の均衡を保っている。
だから、ほんのちょっと、そこを一押しすれば、たぶん…
志津のことばが印象的。誰でもそういうところ、あると思う。